愛しい大きな君に宛てるちっぽけな僕の沢山の心と少しの言葉

君に付けられた名を、
僕はいつまでも覚えているんだ
たとえ君が忘れようとも

あの約束を覚えているかな
“そばにいよう”
例え何があろうとも


君の爪が、牙が、
尖って光って、
君が僕の事をわからなくなっても
それは、きっと大した事じゃないんだ


もし、僕が――
――たくさんの血を流し、
――悲鳴を上げて、
――痛みに涙を流しても

君だけはあの日の約束を守っていて
ためらわなくていいから
“そばにいよう”
“そばにいよう”


もし最後の日がやってきて、
君が僕を見下ろしていたら、
僕は君に言いたい事があるんだ


――ごめんね
――生まれてきてくれてありがとう