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燃え尽きたなう。



テスト終わりました。
ライブ終わりました。
お酒飲みました。



ライブは真ん中Ta_2の目の前で2列目。
歌ってるたっつんがやっぱり一番好きだと改めて実感しました。
汗流しまくりなたっつんがすごくかっこいいなあと思いました。

他のバンドもよかったです。
個人的にGLASSTOPというバンドが良かった。CD買いたいね!
二つ目のバンドはボーカルの声が少し小さくてもったいなかった´`


OLDCODEXはもちろん最高です。
なんかR.O.N様だけピンクのTシャツだった。可愛かった。

もうたっつんがかっこよくて、生声だし、煽る煽る。


水戸良いね!って言われたのが一番嬉しかった。
また来てくれるといいなあ。


本当に本当にたっつんが好きだ。
きっと歌ってるたっつんが好きなのはキャラとか役じゃなくて、たっつんがたっつんとしてやってるから好きなのかなあと思った。

まあ白泉はたっつんを愛してるってことですね。


愛してるってことなんです。


おやすみなさいませ。

いよいよ。



OLDCODEX、Ta_2のライブ当日です。


今日の授業の合間にたっつんのブログとかいろいろ見てたらちょうテンション上がってきた。
この超地元をたっつんが闊歩すると想像しただけでたぎる。たっつんがあの駅の改札使うとかあの辺を歩くのかとか想像しただけで興奮した。

たっつんが水戸黄門像の前で写真とかとったりしたらかわいすぎてしぬ。

無駄にずっと駅〜ライブハウス周辺でたっつん探してたい。いや、しないけど。
ていうかライブ初めてすぎて怖いどうすりゃいい。とりあえず服装はツアーTシャツを買うことで落ち着いたっていうかグッズは全部買うけれども。

本当にたっつんへの愛を再確認した。愛してる。マジで。


しかし水戸のチケットまだ余ってるらしいぜ?はいはいさすが田舎^^
たっつんが近くで見られるならなんでもいい。そしてたっつんの生声。

白泉は歌っているたっつんが何よりも好きなのです。


テストも明日で終わりです。
ライブ終わったら酒だって飲んじゃうお^^^^


ではおやすみなさいませ\(^o^)/

テスト期間にて。



更新なくても許してね(>ω・)


連続更新途絶えてしょんぼりしているのは間違いなく私。

テスト期間が終わった日にたっつんのライブという奇跡を誰が説明する。
とりあえず英語は滅びろ、話はそれからっていうまえに寝る。

おやすみなさいませ。

煌めく月。


『おや、臨也様おかえりなさいませ』

「うん、ただいま」


ただいまとは言ったもののここは俺の家ではない。ここは池袋でも常にトップの人気を持つ執事喫茶――Led Makerだ。
仕様は他の執事喫茶とほとんど変わらない。茶葉にはそこそこ拘っているし、ケーキや軽食もなかなか美味しい。しかしLed Makerが他店の上を行くには訳がある。


『お疲れでしょう?ただいまお茶を用意致します、臨也様はどうぞこちらへ』

「はーい」


普段よりも格段に丁寧に、そして変わらない柔和な笑みを浮かべた鴇が俺を促す。
――そう、Led Makerの人気はこの鴇にあるのだ。
もともと人気は高かった店ではあるが鴇がバイトとして入ってから、良い店員が入ったと口コミで広がりあっという間にトップへと上り詰めた。
指名制を取るこの店で鴇を独占することは不可能に近い。
え?俺は不可能を可能にするよ。


『お待たせ致しました』


カチャ、なんて音も立てずに紅茶が置かれる。
いつの間にか出来上がっていたアフタヌーンティーセットに満足したように鴇は頷いた。


「ありがと、鴇弥」

『もったいないお言葉です』
「こっち座りなよ、あ、これ命令ね」

『…はい』


ビロード張りのソファを叩けば少し渋りながらも鴇が座った。
ちなみに鴇弥というのはここでの鴇の名前だ。人気者の本名を知ってるのってすごい優越感だよねえ。


『…臨也、いつも来てて飽きない?』


さっと耳打ちされた声におどけたように肩を竦めると、ふっと口許を歪める。


「飽きないねえ、鴇を指名したい奴らが悔しそうに俺を見るとことか、腐女子達が向ける熱い視線とか。楽しいでしょ」


滑稽でさ、そういってくつくつと喉を鳴らせば鴇は呆れた、と眉根を寄せた。


『…ま、売り上げには貢献してくれるからいーけどさ。俺って人気者だから独占もほどほどにしてよ』


ね、臨也様。
執事モードの全開スマイルに店内から黄色い声が上がる。
残念だけどその頼みは聞けないなあ。



(独占してるのを見せつけに来てる訳だし)



人間はみんな愛してるけど、一番は鴇だからさ。君たちには貸してあげたくないんだよね。
善処するよ、と言った言葉はどうだかの言葉に一蹴された。




***
鴇くんのバイトの時には毎回出没する臨也。

見上げた太陽。

『しっずおくーん!』

「あ?」


横断歩道と挟んで向かい側。ダークレッドの髪と人より頭一つ分高い身長に、濃い色の縁眼鏡をかけた整った顔立ちの――鴇が、笑顔全開で手を振っていた。
ぱっと信号が青に変われば編み上げのショートブーツを踏み鳴らしながら軽い足取りでこちらへやってきた。


『偶然!仕事終わったの?』

「今日は休みなんだよ。お前こそ仕事は?」

『いやー、昼間はあんまり仕事のないニート君だからねえ。今日はバイトもないから』


ひょろっひょろの見た目に似合わず、こいつの仕事は所謂掃除屋というやつで。俺のように強いというわけではなく、受け流すのが得意というか、攻撃が効かないというか。とにかくまあ、鴇に負けたことはないが勝ったこともない。


「バイト?んなのやってたか?」

『あれ?言ってなかったっけ、執事喫茶のバイト』

「はあ!?んなもん聞いてねえよ!」


そうだったっけ、なんて惚けた言い方に低い沸点にかかりそうになるが、鴇はこんなやつだ、悪気はないんだと言い聞かせる。こいつに何か言ったところで飄々と受け流されるだけなのだ。
しかし、執事喫茶だあ?なんでまたそんなところにバイトなんか。
そんな俺の訴えを汲み取ったのか、鴇はからからと笑った。


『給料よかったからね!面接行ったら一発合格だったのですよ』

「そりゃあなあ…(鴇だし)」

『女の子がちやほやしてくれるし、俺も女の子に尽くしてればいいから楽しいんだよねえ』

「つーか昼のバイトするほど、仕事ないのか?」


本業の方、と濁して聞けばゆるりと首を振られた。どうやらないわけでもないらしい。


『表の人間関係も必要なのですよ。何事も表裏一体、どちらにも通じてなきゃ動けないってなもんです』

「そういうもんか」

『それに仕事は臨也が斡旋してくれるから――っと、』


和やかに話していた。
ゆるやかに、鴇のペースのように。
しかしアイツの名前が出た途端、反射的に動いた腕は鴇の胸元を通りすぎ空を割いた。


「鴇ィ…お前まだあのノミ蟲のところに言ってんのかあ…?」

『やだなあ静雄くん、お仕事ですもんそりゃあ行きますよ』


俺の腕をさらりと避けた鴇はまた始まったとばかりに肩を竦ませた。
ああ、知ってる。知ってるさ。仕事で行かなきゃなんねえのも、鴇に何言ったって無駄なのも、毎回同じこと言ってるのも、全部。
だけどな。


「理屈じゃねえんだよ!!」

『あらら、この前もおいかけっこしたばっかじゃないよ静雄くん。今日くらいゆっくりご飯食べようじゃないか』

「お前がもうノミ蟲のところに行かないって言うんなら、な!」


手近にあった道路標識を引っこ抜いて右手に持つ。
それを構えながら見えるのは、はあ、と溜め息をついて眉を下げる鴇の顔。


『俺が無理っていうのわかってて言うんでしょ?静雄くんも懲りないなあ』


交渉決裂、ご飯はまた今度ってことで。
言い切る前に俺の手からは道路標識が消えていた。
派手に響くコンクリートの砕ける音は、鴇が俺の投げた道路標識を避けたことを物語っていた。


『もー、公共物壊しちゃ駄目っていつも言ってるのに』


すた、と鴇が降り立ったのは歩道に突き刺さった道路標識の上。器用にバランスを取って立っている様はひどく不自然だった。
そこ向かって走る俺を避けるように跳躍した鴇は、力を受け流すように一瞬俺の肩に触れた。
そうした鴇はくるりと空中で一回転すると俺の後ろを取った。


『今日のところは帰ることにするよ、執事喫茶をよろしくー』


じゃね!振り向き様に繰り出した裏拳も入ることはなく。
鴇が置いていった執事喫茶のポイントカードだけが、虚しく風に舞った。



(そうしてまた今日も止められないまま)



ノミ蟲が早く消えればいい、遠ざかった鴇の背中を見ながら小さく呟いた。





***
ゆるゆるですた
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