私とM子が出会ったのは、中2の時。



そのときは、M子が腐女子ということは知りませんでした。



腐女子と判明したのは中3の夏休みのとき。




M子(以下M) 「なあ、けしごむ?うちら、心友やんね?」




けしごむ(以下私) 「はぃ?うちはそう思っとるけど?」




そのときはまぁまぁ一緒に遊んだりしてたので、自分的にも親友と思ってたので即答しました。




M「うん、その言葉が聞きたかった!実はな、うち、けしごむに隠しとった事があってん。」




私 「うん?何?」






今思えば、これが始まりでした。
また、取り消せるなら、取り消したい言葉Best3に入るだろう言葉です。




M 「引かんでよ?あのな、うち……腐女子やねん。」




私 「ふ、腐女子…?」




M 「そう。腐女子。あ、そや!けしごむ!あんたも腐女子になりぃ!」






いやいや!

勝手に誘わないで!

てか、開き直ってるし!

今までの真面目な雰囲気はなんだったんだ!!




私 「か、勘弁してくださいよ……」



そう。

これが、この物語のはじまり。





続く。