"花"




先の見えない暗闇を見つめたまま
足を動かすことが出来ないなら
欠片でさえ掴みとれず
また幸福(シアワセ)逃がすのだろう

思いあぐねて進めない一歩が
妙に虚しくて 涙が溢れた
覚束ない足取りでも
引き摺って前に行きたいのに

あとほんの少しの勇気が
もどかしい程に出ないんだ

弱さでしかない そんな言い訳に
溜め息、ヒトツ


一片の花が舞う ヒラリヒラリと鮮やかな幻
キミを見続けた瞳の奥が痛い
手を伸ばせば 触れられると信じた
シアワセは 遠く 遠く
儚く散った、消えた…


救いようのない深淵の縁に佇んで
盲目な程に真っ直ぐ 君だけを捜す
想いが重いと言うなら
いっそのこと 僕を壊して

弱さを認めることも出来ずに
冷たい硝子の壁をただ眺めて
流す涙に 意味などない
わかっていた 筈なのに

あと少しだけ 思いきれば
先が 見えると分かってるのに

弱さを隠す そんな僕に
溜め息、ヒトツ


一片の想いが舞う フワリフワリと艶やかな幻
キミを求めて伸ばした腕が痛い
いつかは掴めると信じた
そんな幻想は 虚しいだけ
シアワセは 遥か 彼方

一片の花が舞う ヒラリヒラリと鮮やかな幻
キミを見続けた瞳の奥が痛い
手を伸ばせば 触れられると信じた
シアワセは 遠く 遠く

一片の雪が舞う キラリ キラリと鮮やかな現実
キミが居ない傍らは痛い
痛みはリアルで 目を背けることは出来ず
シアワセは 何処へ?何処かへ

それでも過ぎ行く 時の流れに
想いは過去へ キヲクは過去へ
儚く散った、消えた…




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二つ目。えーと、言葉が似てる気がしなくもないですが。
これはまぁ…

いや、何も言うまい。(なんだそれ)