まだか、それとももう8年なのか
体験した中では最も新しい大災害
光景を目にしたという点では阪神淡路大震災
習った、知識としての関東大震災(1923年9月1日)
戦時中、東京大空襲が1945年3月10日
何故これについて触れるかというと、74年経った現在も補償がなされていないからである
昭和で40年、平成で30年
10万人が命を落とした空襲において、当時軍人・軍属だった者には補償が行き届いた
しかし、民間には全く補償がなされていない
戦後最後の補償と呼ばれている
東日本大震災の爪痕はまだまだ完全に癒えることなく、支援は続けていかなければならない
いつまで?
戦後の補償がなされぬまま、昭和が、平成が終わり、新たな元号を迎えようとしている
卒業の曲として有名になった3月9日
震災としての記憶、3月11日
3月10日が東京大空襲の日だと知っているのはどれだけいるか
阪神淡路大震災の慰霊でさえ、遺族の高齢化などで取り止めが相次いでいる現状
東日本大震災は『まだ』8年だからなのか
いつかは風化してしまうだろう記憶と記録
もし新たな大災害が起きたら、それによって記憶が薄れてしまうかもしれない
覚えていくこと、伝えていくこと、遺していくこと、忘れてはならないこと
あの時は誰もが皆が、他が為に何か出来ることはないかと思い考えていたはずなのに………
当日に報道が伝えるだけでは風化も早まる
被災者以外が過去の出来事で片付けてはいけないはず
未来のことを考えて………………2020年東京五輪
先のことも大事だが、過去の精算を終えてからでないと、進んだことにはならないんじゃなかろうか?