初めて見た時から感じていた
赤い運命の糸とやry…じゃなくってー!!

そんな 運命的なラブロマンスなら
どれだけ 良いものか

そう、最近 出会った人「たかみつさん」

この人が異常に気になるのだ

何故かと言うと
彼は自分のことを何も語らないからだ

飲み会の時も、何度か

「結婚してるんですかー?」
「彼女いるんですかー?」

って、質問を投げかけたのですが
見事にスルーされてしまって

後々、飲み会の主催者に



「たかみつさんってさ、結婚してるのかな」

ゆき
「それ、聞いたことないんだ
ほら、たかみつさんってさ
深入りされるのイヤそうじゃん?
プライベートのこと話すのは
お互いの間でタブーになってるような
感じ…かなあ
彼とは友達だけれど、深い話はしないの」



気になる

気になる

非常に気になる



知らなくて良いことが
世の中にたくさん溢れている
ということは、知っている

ただ単に 自分の中にある
好奇心、探究心を満たしたくて




「ねー、たかみつさんって
結婚してますか?」

たかみつさん
「してると言えばしてる
けど、独身みたいなもん」


「奥さんと一緒に住んでないんですか?」

たかみつさん
「なあ、地震 気にならない?」



あ、奥さんに関しての質問はスルーされた
ここが一番タブーか?




「子供はいますか?」

たかみつさん
「2人ね」


いつもより、そっけない返事だったけど
私の気になる質問に答えてくれた

そのあと、息子くんたちの写真を添付

たかみつさん
「ねー、似てる?」


「上の子のほうが顔似てますね!」

また違う写真を添付

たかみつさん
「これは? 似てる?」


「似てますね!」

写真の服が、兄弟ペアルックだったので


「奥さん、お揃いの服着せるの
好きなんですか?」

サラッと奥さんをブッ込んでみた

たかみつさん
「さあ、子供らが自分で選んで着てる」

うん、やはり 反応は薄め
嫌々ながらに返答したのか?

たかみつさん
「奥さんは、昨日からどっか行ってる」

ここで初めて、たかみつさんから
奥さん←ワードが出た



そこからは、他愛のない話

お昼ご飯、何食べたとか

いちごの育て方について

お酢はいけるけど
ケチャップの酸っぱさが無理だとか

ゴキブリ見つけて発狂したとか

雨がそろそろ降り出しそうとか

息子が少林寺習ってるとか

晩御飯は、何にするの?とか



ぜんっぜん、くだらないんだけど
私的には 少し、たかみつさんのことが知れて
良かったと 思っている

みんなでしているグループチャットでは
たかみつさんは、いつもふざけていて
こんな 真面目な父親感は ない

なんとなくだけど

なんとなく

こういう家族の話をしたりするのは
グループの中でも 一握りじゃないかなあって
きっと 何人かは この事情を知っていそう

それとも、もう既にみんな知っている上で
あのような ふざけた絡み合いを
しているのだろうか…

考えれば考える程、深くなっちゃいそうです




「なんだって、いつだって
私は たかみつさんが好きだよ!」

たかみつさん
「俺も、大好き!」




話題:秘密