今日は日勤。

勤務は17時半で終わりなのに、事務作業が増えて結局20時帰宅。
こんな日に限って、珍しく智香と食事の約束をしてて。

お寿司を食べに行った。すしざんまいに。



食べ終わった頃、ちょうど拓から電話があった。



さや「(笑)」


拓『…智香といる?』


さや「そう、よくわかったね(笑)」


拓『爆笑してるから、そうだと思った。』


さや「今食事してて。どうしたの?」


『なんか、奈々から連絡あってさ。今彼氏が地元いるから会いに来ないかって。さや行って来たら?』


「は?」


『ほら、見たいとか、話の流れで言ったじゃん。それ本気にしたんじゃない?』


「え、いいし。別に見たくないし」


『俺も別にいいんだけど』


「何で会わなきゃいけないの?別に放っておけばいいでしょ」


『まぁそうなんだけど』



電話を切った後、
智香と「奈々何考えてるの?」を言い続けた。


本当、よくわからないっていうか、面倒な奴。




カラオケ→ツタヤで
DVDを選んでた時


拓から、また電話がかかってきた。





拓『今会ってきたんだけど』

さや「はぁ?!会ったの?!」


『うん…なんか強制的に』


「何で?!断ればいいじゃん」


『断るの苦手なんだよね』


「だからって…」


『今帰り?』


「うん、帰り道。ツタヤの近く」


『そうなんだ。うちらも今ツタヤ』


「あ、そうなの?俺も今いた」


『入れ違いだったね』


「(そっち)行く?」


『え、いいよ』


「いいよ、行くよ」





よく分からないけど、拓は来た



智香「何やってんの?行かなきゃいいのに」


拓『いや、そう思ったんだけど…俺断るの苦手だし』


さや「っていうか拓会って何話したの?どんな立場なの」


拓『俺も本当どうすればいいかわからなくてさ。だからさやの彼氏って言っておいた』


さや「は?何それ」

拓『だって奈々がよくさやの話をするから、さやのことは彼氏知ってるみたいだったじゃん。』


さや「あぁ」


拓『だからそれが1番話すのに楽かなって』



いやいや、よくわからないけど。




何でこうも何度も話の流れで"彼氏""彼女"になるんだろう。




そう言われる度、凍りつくような気持ちになる。