明日、ダンボールに入れて埋葬する事にしました。
最初は火葬に、と考えていましたが、埋めた方がいいだろうと。。
本当は、どっちも嫌。ずっとそばにおいておきたい。
あの柔らかい体を、だぼだぼした口元を、小さい頭を、もう撫でることすらできなくなっちゃう。
いつか、きっと撫でた感触すら思い出せなくなるんだ。
そんなの、やだよぉ…。
だけど、それはまろんのためなんかにはならないから。
ちゃんと冥界に旅立っていけるように、そうしないと、いけない。それが、飼い主の、家族の勤めだよね。
寝る前、お線香あげてきました。
もう、本当に眠ってるみたいにしか見えなくて、撫でてたらまた、あのうっとうしそうなだるそうな目で手をぱたぱたうごかしそうで、…でももうそれはないんだ。
なんでこんなに早いの?って、思わないわけじゃない。でも、まろんはがんばって生きてくれた。
明日、埋葬して、絶対にまた、泣いちゃうと思う。
だけど、前向かないと。
わたしはそのあと、人生を左右させる試験を受けに行くんだ。
無理にでも歩いていく。笑ってやる。にこやかにお話だってしてやる。
僕に、戻らないといけない。
ちょっと酷いなって、思う。まだ悲しみに浸ってたい。
だけど多分、わたしはかなり精神的に弱くて引きずる人だから、だからこのタイミングにしたんだろうって思う。立ち直りやすいようにって。
だから、わたしは明日、ちゃんと僕に戻る。
人生をかけて、試験に臨む。
勉強足りないかな。サボり癖は相変わらず影響起こしてるだろうし。
だけど、適性は最高46点まで伸びた。
わたしだって、わたしなりにがんばってきた。それを、出し切るだけ。
まろん、見てろよ!
でもごめんね、まだ、まだ、きみのこと想いながら泣かせて下さい。
涙が枯れることはないだろうけど、でも、まだ…。。
朝、起きて、座布団で作った簡易布団に横になってるまろん。
どう見ても、寝てるようにしか見えなくて。
夢の中に出てきてくれたまろんは、やっぱりぐでぐでしてて、だけどしっかりこっち見て、私の横にいて、あったかかった。
やっぱりまろんは優しい子。私の夢にも出てきてくれたんだね。
お母さんに怒られてるときとか、「やめようよ」って怒鳴るお母さんに鼻寄せて仲介してくれたまろん。本当に優しい子だった。
もみじもなんだかんだわかってるみたい。ご飯食べないし。今日は珍しく人のそばにいたがる。
でも、まろんはもう逝っちゃって、私にはやらなきゃいけないことがある。
まだ、振り切ることなんかできるわけがなくて、泣いてばっかだけど、歩き出さないと。。
ジェンガさんの歌った‘いつか笑顔、いつも笑顔’を聞いて、その優しい声にまた泣いた。
泣きまくった。
すこし、歩ける気がした。
ありがとうジェンガさん。
とにかく、今は後悔しないよう勉強する。
じゃないと、まろんにも失礼だと考えて。
メールやらコメントくれた子、ありがとう。
ごめんね、まだ返せる余裕ない。
ちょっと落ち着いたら、ちゃんと返すから、待ってて下さい。
タイトルは‘いつか笑顔、いつも笑顔’のワンフレーズ。
まだ止まないけど、きっといつかまた笑顔になれる日がくる。
そしたら、ちゃんと僕に帰るから。
9月5日午前1時くらい。
我が家の愛犬でありわたしの大事な可愛い弟、まろんちゃんは、眠るみたいに逝きました。
わたしはまだお風呂にいて、母上の呼ぶような声にタオル一枚で飛び出して布団へと。
寝る準備してて丁度お布団の上にいたんだよね。良かった、お布団の上で。
本当に眠るみたいだったって。
苦しまないで逝ってくれたのが、本当に本当に良かった。
たくさんの病気になって、怪我して、お医者さんに「お家にいさせてあげて下さい」って遠まわしに死を宣告されてから、約1年と1ヶ月。
ずいぶん頑張ってくれた。
きっとまろんは、兄上のことも待ってたんだと思う。
残念だったけど、仕事だから、仕方ないね。
確かまろんとの出会いは小五。塾から帰ってきたら突然いた、小さいわんこ。生後約1、2ヶ月。
親が急に飼ったんだよね。
名前を考えて、案出してあみだくじして当たったのが、モンブランとか栗みたいなきれいな色してると思ってわたしがつけたまろんって名前。
両手に収まりそうなくらい小さかったのに、いつの間にか17キロのあんな巨体に。
野菜が好きで、果物が好きで、トマトが好きだった。
生意気だし可愛いのにたまに可愛くなくて、咬むし唸るしで最初は敵対してた。
でもいつの間にかいい子ちゃんになっちゃって。
ボール追いかけて前見てなくて岩に衝突して牙折ったり、気まぐれでした散歩で会ったわんこに怖がってだっこせがんだり、もみじと仲良くしたくて近づいたら咬まれてぽかーんってしてたり。
犬なのに人間っぽい子だったね。
毛むくじゃらでテディベアみたいで可愛くて、大好きだった、ううん、大好きだよ。
きっと、今ようやく大好きなご飯食べたり走り回ったりしてるんだろうな。
ゆっくり休んでね。
わたしは、わたしのやらなきゃいけないこと、がんばるよ。
見てろよ!
大好き。大好きだよまろん。
ずっとずっと、わたしの大事な大事な弟。
ありがとう。
我が家にきてくれて、ありがとう。
本当に、ありがとう。
まろん。
大好き。
今日が山らしいです。
兄上は仕事の関係上泊まり。まろんのことは伝えてない。
帰ってこれないのに伝えたら辛いだろうと言う判断から。
参考書片手に、一緒にいるつもり。自室で寝るのは怖いよ。
お風呂入ってる今も、怖くて怖くて。。
だけど月もののせいでお腹痛いからお風呂はあったかくて痛くなくていいんだよね。。
覚悟はした。
最期までそばで可愛がってあげるのが、飼い主の勤めなんだろうって、思った。