星の輝き*言葉の粒

 

 

「シズちゃん…？」

 

ねえ、どうして？

どうして何もして来ないの？

 

「なにシズちゃん、頭でも打った？」

 

なあ、俺がここにいるっていうのに

なんで？

どうして？

 

憎くないの？

殺したいんじゃないの？

 

「シズちゃ…」

 

俺なんかどうでもよくなったの？

もう自販機投げたり街中追いかけっこしたりしないの？

俺のこと殺しにこないの？

 

 

「どうして…」

 

どうして？

 

どうして…

 

どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして

 

どうして俺に構わない

どうして俺を殺しにこない

どうして

 

　　　　　　　無視なんてするの

 

「つまらない、じゃん…」

 

そんなの

 

　い

　　　　　や

 

　　　　　　　　　　だ

 

 

 

 

 

 

 

「…ー、は…っ」

 

目を開けて視界に入ってきたのは見慣れた自室の天井。

 

俺に背を向けて遠ざかっていったあの男の面影なんか、もちろんあるはずもなく。

 

（ゆ、め…）

 

なんて目覚めの最悪な夢だろう。

あんなバケモノのために取り乱すなんて。

 

息は上がっていて汗なんかかいていて、まるでうなされていたような目覚め。

どうして？

どうしてこんな気持ちになる？

あんなヤツ、

 

「殺したいだけ、だろ」

 

どうして、

こんな空虚感にさいなまれる？

わけがわからない。

 

「最悪だ、」

 

今日は確か池袋での仕事があったはず。

帰りにでもからかってやろう。

 

 

そうだよ、気にくわないんだ。

それだけだ。

 

「馬鹿静雄」

 

ああもう、
はやくくたばればいいのに。

 

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臨也さんが「静雄」って呼ぶのが好きです←
原作でそんなとこあったよね、たしか、あれ、あった…よね？（怪しい

自覚してない臨也さん。
シズちゃんに構ってほしい臨也さん。

それは恋ってやつだよ！(笑)

 

サイトでシズイザ取り扱い初めてしまおうかなあ…。