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語りというよりネガティブな呟き

長編の連載で人を惹き付けることが出来る書き手さんっていうのは、本当にすごいと思います。

こう、長編を一本サイトの目玉としてがつんと置いてて、且つそれがすごく面白いとかっていうのは心底尊敬します。

私は長編は好きだけど苦手なんです、正直なところ。あ、読む方じゃなくて書く方ですが。管理人の友人で、とても長編の上手い人がいて、私はその人の長編にずっと憧れていました。今も彼女のサイトのメインは長編なのですが、きっと読者の方の心に何かを残していることでしょう。

pmのびいえるサイトさんで、ご存知の方はご存知だと思いますが(きっとそのうちこっそリンクです←)、長編がメインのサイトさんがございまして、すごいなあ、と。

私はあまり長編読みません。短編をいくつか読んでみて、それから長編って感じで、最初から長編を読むことはまずありません。そのサイトさんの作品も、最初は長編か、と若干の抵抗がありましたし、話の数も相当なものだったので、なかなか読む勇気が出ずにいたのです。けれども段階を踏んで長編を読ませて頂いたところ、素直にすごいと思いました。一話一話の長さとかも丁度よくて、思いの外するする読めたりして。

連載における一話の長さ、それは書き手さんによっても、その話の中に盛り込みたいことによっても様々です。一話が長いにしても適当にしても、それぞれに良さがあると思いますが、ただ本当に私は長編のセンスがないなあと(苦笑)

少なくともうちのサイトは連載メインなタイプではないんじゃないかなと思っていますし(そのわりにはいっぱい連載が置いてありますが)、アクセス解析をしてみても、やはり短編を読まれている方の方が圧倒的に多いですし(多分大半の方が管理人みたいな方なのでしょう(笑)。

唯一うまくいっている(のでしょうか←)のは、やはりメロウでしょう。pm人気は凄まじいです。そして最も最近執筆し始めた連載なので、いろいろと纏まっているような気もしますしね、若干詰め込み過ぎかなとも思うのですが←

ちょっといい加減本気でどれか連載終わらせたいです。向日葵の花束も舞姫もメロウも全部5、6話で止まっているのを見て呆れました、自分に。多分話数的に一番に終わるのは舞姫です。メロウはもう少し長くなると思います。向日葵の花束は、そうですね、流れははっきりさせているので長くも短くもならないかもしれません、でも結局10〜15話くらいで完結しそうです。

問題はキラキラです。もう何か時間空きすぎて全部加筆修正したいくらいです。先程述べた友人の管理人のすごいところは夥しい数の話数を誇る彼女の長編を加筆修正したりとかをしょっちゅう(時々?)してることですね。私もそれくらい出来たらもうちょっと連載のスキルはマシになるのかしら。

もう、なんだか考えることが多過ぎてネガティブシンキングな状態ですが…orzやっぱり私は、多分短編向きなんだろうと思います。以前キラキラや舞姫を好きだとおっしゃってくれた方がいらっしゃったのですが、本当救われる思いでした。連載やっても大丈夫なのかなと本当励みになったんです。

つまらない管理人の呟きでした。
しがない管理人で申し訳ありません。

【Say YES】

今年はちゃんと1日に間に合いました!去年は一週間遅れでしたからね(笑

本気の告白を四月馬鹿のせいで嘘だと勘違いする女の子の話が書きたかったんです。何書こうかなーと思って考えていて浮かんだのがこのプロポーズネタでした。プロポーズネタの相手は誰にしようと考えた時に、緑が一番誰かにプロポーズしてくれそうだな、と(笑)そして勘違いにもそこそこ柔軟に対応してくれそうだな、と(笑)というか勘違いに柔軟に対応出来そうな奴は彼しかいないなという結論により、緑氏がお相手となりました。

そういえば去年の四月馬鹿、dgの【戯れ言を砂糖で固めて】の元ネタは、管理人がリアルに友人につかれた四月馬鹿の嘘です。彼女は偏頭痛持ちで、本当それらしくメール作成して送ってきて。まあでも、一瞬ひやっとしましたが、文面であの病名を見せられると一発でわかるので(笑)

そんな彼女は毎年ハロウィンになるとデコメにホラー動画(彼女曰くたいして怖くない)を添付して送り付けてきて、高校の時は例えハロウィンが期末テストと被ろうとも学校に大量にお菓子を持って来てみんなに配り、そして頂戴して回るという楽しい奴でした。因みに彼女は管理人の親友Aです。

【水】

【水】

dAに投票を頂きましたので、書かせて頂こうかなと思います。
この作品は企画に提出させてもらった作品です。ヒロインがマネージャーであることが条件の企画さまでした。お題を見ていて、目に留まったのがこの「水」というタイトルでした。管理人水ネタ好きですね、今書きながら、なんとなくそう思ってしまいました。【水】も勿論そうですし、pmの【浴室】、hhの【水の無い海の魚】も言ってみれば水に関する作品ですよね。

水というお題を頂いて、ふと頭に浮かんだのは、部員の頭に水をぶっかけてやるヒロインの図でした。部員は正直なところ、降谷が一番しっくりくるんじゃないかなと思っていたんですが、やっぱりはるちで書きたかったんです。企画に提出する時って、キャラ指定がない場合はたいていメインのキャラクターを書いてしまう管理人です。ぱっと浮かんだキャラクターに挑戦するっていうことをもっとした方がいいのではないかなあと自分でも思います。降谷とか、まだ一度も書いたことないですしね。あれ、おかしいな、管理人降谷大好きなんだけどな(笑)

水、というお題だったので、じゃあとことん水関連の話にしてやろう!と思って、時期は梅雨に設定しました。あの、何をするにおいてもじめじめとしてやる気を吸い取られそうな描写とか、運動するときは、纏わりつくようなあの湿気のせいでかなりしんどいのだ、という様子を書き表したかったのです。

dAの作品は極端です。本当はダメなんですが、心情描写か風景(背景)描写、ひとつの作品でどちらかにしかスポットを当てられていないのが多い気がしています。まだまだ未熟ですねえ私も…。もっと精進致します、果たして今それが出来ているかといわれますと、なんとも申し上げられませんので…(苦笑)

ご協力してくださった方々、有難うございました。

【天体観測】

【天体観測】

pm短篇で、今回はグリーンがお相手の作品について話そうかなと思います。

この話は、互いが互いをどれくらい愛してるかなんて結局は誰にもわからなくて、自惚れるくらい愛されてると思うのが一番幸せなのかもしれないねってテーマで書いていました。

実はこれ、恥ずかしい話なのですが、ネタを思いついたのは管理人と彼氏の会話がきっかけでした。管理人の彼氏は愛の言葉を囁いてはくれない人です。「言って」と言ったって言ってくれない、それで何度不機嫌になったことか(苦笑)しまいには言ってくれても言わせてるようにしか聞こえない始末。なんだこりゃと半ば呆れ、でも、自分を慰める意味も含めて彼に私は言いました。「O(彼氏の名前)は私が思ってる以上に私のことが好きだと思うわ」、と。とりあえず、奴は典型的なAB型で、他の彼を知る人物たちに言わせれば、彼と付き合ってる時点で相当愛されてると思うよ、だそうで。不安になることも多いのですが、多少は希望を抱いたって罰は当たらないと思うのです、というか思いたいのです。



グリーンは、まあ話ごとに変わったりするかもしれませんが、当サイトでは基本的に思っていることをわりと素直に表に出してくれる子なんですね。因みにレッドさんは真逆です。だからこの話でも、ヒロインを愛してるっていうのをいつも表に出していて、ヒロインを大事にしてて愛してるのが彼でした。

これはある日の夜に、夜空を仰いでいた二人の会話の話です。描写したのはこの日この瞬間だけですが、グリーンはヒロインに常に惜しみなく愛を注いで毎日を過ごしているのです。ヒロインは管理人と違って彼氏への愛に不安を抱いたりなんかしない子です。何故って、グリーンがわかりやすすぎるから。彼はきっと、全身で彼女に愛している、大好きだよ、と伝え、たまには言葉にして彼女に自身の溢れんばかりの愛をプレゼントするのです。グリーンから注がれる愛情に、ヒロインは自惚れます。幸せな自惚れですよね。そうして彼女はグリーンにも自惚れてほしいと思うのです。何故って彼女はグリーンがどこか不安がっているのに気づいているから。彼は彼女に一目惚れをしてしまった人です。惚れた側というのはいつだって不安なものです。だって最初に好きになったのは自分なのであって、好かれた側の本心はわからないから。どうして付き合ってくれたんだろう、もしかしたら、最初は仕方なくだったのかもしれない、なんて思ってしまいませんか?管理人はそんなふうに考えちゃうんです、だから相手に愛の言葉を言ってほしくて仕方がない。

でも、ヒロインはちゃんとグリーンのことが好きなんだと思います。もしかしたら、彼にいつも沢山愛をもらっていてるのに、自分があまり、彼にそれと同等の愛情表現を返せていないことを悔やんでしまっているのかもしれませんね。だからどうしても、グリーンに自分がちゃんと貴方のことを愛しているよと伝えたかったのかもしれません。

自分が思ってる以上に相手に愛されていると思える、この自惚れは、相思相愛の最上級の形なのではないかなあと、管理人は思うのです。だからこの話も、とても幸福な愛の話に仕上がってくれたのではないかなと思います。読み返してみて、幸せの度合いに思わずほっこりしました。自画自賛か、と思われるかもしれませんが、自分がそう思えない作品で、他の方に共感はして頂けませんよね。だから、自画自賛って、創作においては結構必要なことなんじゃないかなと最近思うようになりました。

【berial applicant】

【berial applicant】

dg神田短編について話そうかなと思います。

berial applicant、訳すと埋葬志願者、となります。タイトルに違わず、死ネタでした。この話、管理人はもんのすごい気に入ってます。死ネタだからハッピーエンドじゃないではないか!と仰る方、お思いになられる方、多いと思うのですが、管理人の頭の中では、これはそんじょそこらの短編よりはハッピーエンドってことになっております。

冒頭に出てきた文章は、某有名国/公立大学の赤/本からの引用です。管理人が去年前期試験前に解いていた赤/本に掲載されていたこの文章に、私は大変感銘を受けました。この作品の執筆のきっかけは、間違いなくこの文章でした(因みにあれは英語の和訳の問題でした。殺人的ですよね(苦笑))。

人が死んでも、暫くはその人は完全には死んでいない。記憶の中で息をしている間は、誰かの記憶の中でその人物は生き続ける。人という存在は、他人との関わりの中で確立していくもので、もしもこの世に誰かただひとりのみが生きていたならば、その人物が本当に実在したかどうか、怪しいですよね。そんな思考の中生まれた作品でした。

berial applicantも、ガ/ゼ/ッ/トの曲からタイトルを借りてきました。曲のイメージではなく、これは純粋に曲名が使いたかったんです。神田はヒロインのことを愛していました。それこそ生きていたらいつかは結婚して幸せに暮らしたいとさえ思っていたくらいに愛していました。けれど彼女はエクソシストで、殺されてしまうんですね。神田はなかなか死ねないまま、ずるずると生き延びてしまっています。ヒロインの待つ死後の世界へ、今すぐにでも行きたいと願っているのに、彼にはそれが出来ないんです。限りはあるけれども、生きている間は不死身の身体が、彼にそれをさせないのです。

両手いっぱいの薔薇の花をプレゼントしてくれたら指環なんて要らないと生前言っていたヒロイン。神田は彼女が生きている間に、薔薇をプレゼントすることは出来ませんでした。それを、ものすごく彼は後悔しているんですね。彼女が死んでしまった後で両手いっぱいの薔薇を彼女に捧げても、彼女の肉体はもうこの世に存在しないので、彼女は何の反応を彼に返してやることも出来ません。

最後の三行は泣きそうになりながら書き綴った覚えがあります。

人は忘れる生き物である、よく言いますよね。だから、神田はヒロインの記憶が消えてしまう前に、彼女の待つ世界へ身を投じたいと願うわけです。肉体が死んでしまったヒロインを、自分の記憶の中でもう一度殺してしまうのは耐えられないと思ったんです。だって、肉体を殺したのは彼以外の誰かですが、彼の記憶の中の彼女を殺してしまうのは、神田なんですから。

つまり、愛していたんです。死んで尚、一緒にいたいと願うほどに、神田はヒロインのことを愛していたんです。これで彼がちゃんと逝けたら、完全にハッピーエンドだったんですけどねえ。



こんな感じです。
意外にもpmの作品について語らせたいというお客様が多くてびっくりです(笑)
ぼちぼち書かせて頂きますね。有難うございました。
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