まず、ニキビというのは皮脂を分泌する毛穴が詰まって、その中に角質や皮脂が溜まることで発生します。

そして、その詰まった毛穴の中で悪玉アクネ菌が増殖してしまうと、炎症を起こしてしまいます。


ニキビができる主な原因を1つずつ説明していきます


【毛穴のつまり】

新陳代謝の低下や、ホルモンの影響等で肌の表面が硬くなり、毛穴付近のターンオーバーが正常に行われなくなると、毛穴が詰まってしまいます。

また過剰な刺激により、肌を守ろうとして角質が硬くなり皮脂がつまりやすくなることもあります。




【成長ホルモンの影響】

思春期になると分泌が増え、それにより特にTゾーンの皮脂分泌が増え、ニキビができやすくなります。




【男性ホルモンの影響】


思春期になると、特に男性に多く分泌されるのが男性ホルモンですが、女性にも少なからず分泌されています。

また、大人になってからはストレスなどにより分泌が高まり、女性のニキビの大きな原因となっています。

男性ホルモンは、皮脂分泌を活発にさせ、その上皮膚の角化を促す働きがあります。




【黄体ホルモンの影響】

黄体ホルモンは、皮脂分泌の作用があります。生理前は、この黄体ホルモンの分泌によって、ニキビができやすくなり、すでにできているニキビも悪化しやすくなります。




【ストレス】

過度の緊張、疲労、睡眠不足が原因で自律神経に変調をきたすようになります。

すると緊張をつかさどる交感神経とリラックス状態をつかさどる副交感神経のバランスが崩れていきます。

バランスが崩れると、脳下垂体から副腎皮質ホルモンが多量に分泌され、副腎皮質からの男性ホルモンの分泌が高まり、皮脂の分泌が高まってしまいます。

ストレスによる暴飲暴食なども原因の1つのようです。




【肌質】

ニキビが多発する肌質、体質というものは存在していて、特に注意するべき要素は3つあります。

まず、毛穴が小さいために角栓が詰まりやすいこと、代謝機能が低いために肌のターンオーバーが活発でないこと、皮脂分泌量が多くニキビの悪化を招きやすいこと…です。これらの条件に合致している方は、ニキビが出来やすい体質であると考えられます。

これらの特徴は先天的に遺伝で決まる要素が強く、その意味では“ニキビは遺伝する”という考え方は間違いではありません。
ニキビが遺伝するのではなくて、肌質が遺伝するのです。




【間違ったスキンケアや化粧品選び】
油分が多く、毛穴を詰まらせやすい成分が入ったメイクアップコスメや基礎化粧品を使っていたり、メイクをしたまま寝てしまう、といったことも、毛穴を詰まらせる原因になります。




【体の余分な熱】

体に余分な熱が溜まり、そこに老廃物が組み合わさるとニキビができやすくなるそうです。

上半身に熱が溜まりやすいため、ニキビも上半身に多いようです。




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次の記事では、
ニキビの種類について書いていきます