きのう約束してた

仕事の都合で
彼が少し遅れてきた


たぶんふつうなら
いつものホテルに行くんだけど


時間的なリミットがある

微妙なデートのスタート時間になった



遅れるのは
お仕事だから仕方ない

逢えるだけでも嬉しい





待ち合わせた
複合施設の
平置きの駐車場は

夕方の買い物客やらで

落ち着かなかった



しばらく話をして





『海でも行くか…』


彼が言ってくれた






地元のサーファーたちには
有名な海岸

駐車場は少し高台にあって
海はだいぶ下のほうに見える



波間に
何人ものサーファーが

波乗りしてた…







サーファーを眺める人や

波を見にきたサーファーや


デートのカップルや

まだ夕暮れには早い
駐車場には

何台か車も停まってる





少しはじのほうに
海に向かって車を停めた



なかなか渡せなかった
お誕生日のプレゼントを渡した








話して
ハグして
キスして


逢えなかった時間を埋めた





ルームミラーに
夕焼けが綺麗に映ってた






ぎゅって
ハグしてくれたとき




リヤガラスに綺麗に映える
夕焼けを
抱き締められながら

自分の眼に焼き付けた





今朝
目覚めがすごく良かった



満たされてると
こんなに違うのかな?って
実感した