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『リチャードは俺が守る』

 

っていう戦闘終了時のやりとりを何回か聞いたなぁ……。
あと、女の子たちがそろえてくれないって凹むアスベルのも一回だけ。


ちょこちょこグレイセスを進めてます。
大きなネタバレを見てないから、楽しい。
今のところ、そんなに迷うことなく進んでいるし。



アスベルの秘奥義いっぱい見たかな。
カッコイイね。
操作キャラだから、出し放題。
あと、リチャードとパスカルとシェリアも。
妹は基本ソフィだから、ちょっと凹んでた。

凹んでた話をもう一つすると、アスベルとリチャードが仲良しだから、ソフィはリチャードが嫌いだ、とか。
(ソフィ操作だから、寂しかったらしい)






一応、ネタバレにならないように書いてみたけど、ダメかな?






***

「ライトさんライトさん」言うホープが可愛いと思う。
今、4章くらい?

 

008

 

※流血表現注意。








「大丈夫大丈夫」と同じ言葉を繰り返しながら、氷のように冷えきった手を撫でる。

百回、いやそれ以上を超えた「大丈夫」だという言葉。

何が大丈夫なんだ。

紅玉のような真っ赤な瞳が、その人物を見下ろした。

母親が子に言うように、何度も何度も。

その鬱陶しいこと。

紅玉の瞳と海色の髪を持つ人物は、思い切り手を払った。


「汚い手で触るな」


氷のような手を上回る、火傷をしそうなくらい冷たい声。

見せしめだと言うように、今まで触れられていた手に、自身の手にナイフを突き立てた。

肉を裂く嫌な音と激しい痛み。

これは、穢れを浄化する儀式なのだと笑って見せた。

手を貫いたナイフを、そのままの状態で引く。

痛みは、生者の烙印か、死への招待状か。


「――!!」


名前など呼ばせない。

素早く抜いたナイフは、次の瞬間相手の首に刺さっていた。

気持ちよくなるほど、鮮やかに。


「……ダルい」


ボタボタと鮮血が流れる手で、頭を支える。

赤い雫が予想外に神経を逆撫でする。

条件反射のように、その手を切り落としてしまいそうだった。


「ボク、疲れてんだね。ヤなことばかり、考えてる」


一人になった空間。

独り言を受け止めるのは、むせるような血の臭いと冷たすぎる静寂だけだった。


「そろそろ飽きたし、壊してもいいよね」


楽しそうな笑い声とは正反対に鋭さを増す瞳は、一点を睨みつけたまま動かなかった。

 
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