忍たまの1日
お題は友人のイチカから。ありがとう!
※途中いやんばかんな空気のがありますので、お気をつけ下さい。
1おはよう(仙文)
「……。」
「…いや、あの…今日のこれは…」
「ん?あぁ、今朝の縛り方はな、後手縛りだ。下半身は股縄。どうだ、興奮するだろう?」
「……。」
(頼むから朝の挨拶代わりに縛るのはやめてくれ!)
2寝起きの君(こへ長こへ)
「…小平太………朝だぞ……」
「……わかってる……よぉー…」
「……」
「……」
(今日もお互いの寝起き姿もみる暇もなく、授業へ向かうのだ。)
3朝食(6は)
「あ、留さんその卵焼き美味しそう。」
「ん?あぁ、食うか?ほれ、あーん。」
「あーん。」
(仲が良いのはよいことだ。)
4授業(仙文)
授業中の奴の瞳は、真っ直ぐに黒板を見つめる。
黒板に嫉妬するなんて、お前は知ったらどうするだろうか。
とりあえず授業が終わったらひっぱたくか。
(なんでだよ!)
5昼飯(久々知+a)
昼休みの鐘が鳴り響く。
その瞬間、俺は先生の終業の言葉を聞く前に、廊下へと飛び出していた。
長く古い廊下を、風よりも早く駆け抜ける。
後ろから廊下を走るな、的な怒号が聞こえた気がしたが、それに従っている時間などない。
あぁ、もうすぐ会えるんだ!
(久々知先輩、なんかすごい急いでたけど…)
(あぁ…今日、昼ご飯に豆腐出るから…)
(…あぁ…なるほど。)
6実技(仙文)
よし、今日の実技は縄抜けだ!
各自二人組になって、まず片方が相手を縛るんだ。
仲間だからって手を抜くなよー。
…。
た、立花、そこまでしなくていい。
潮江、泣いてるぞ。
(公衆の面前で…亀甲縛りはねーよ…!)
7委員会(会計)
「田村先輩、僕もう駄目です無理です瞼が開きません。」
「しっかりしろ団蔵、お前ならまだまだやれるはずだ。」
「………」
「寝るな左吉、涎が書類に付くぞ。」
「…僕は眠ってない……僕は眠ってない…」
「神崎、夢の中でも迷子か?」
(…お前、たくましくなったな。)
(ぇっ!?そ、そうですか…?)
8風呂(六年)
「小平太!いきなり風呂に飛び込むんじゃない!」
「ぶー、いいじゃんそんな細かいことーもんじのばーか。」
「ばーか。」
「ばーか。」
「………。」
「仙蔵と食満にまで言われる筋合いはないわっ!」
(あれ、みんなもう入ってたんだー僕も混ぜぅわ、あ、あ、ぎゃあ!!)
(有る意味予想通りだな。)
9夜中の長屋(仙文、微裏)
「は、はっ…う、動く、な、ばかたれぇ…!!」
「んー?いいのか、動かなくても。」
「ひ、くぅ…やめ、あぅ、うぅ…!!」
「言え。中をぐちゃぐちゃに突いて、いいところを擦って、イかせて下さい、とな。」
「そ、な…言えねぇ、よぉ…あ、あっあっ、ひぁん!!」
「ならば一生、このままだな。」
「っ…せ、ん…ぞ…」
(もっと盛大に鳴け、この建物中の連中にお前は私のものだと知らしめてやるのだ。)
10おやすみ(土井+きり)
「…きり丸、お前まだ起きていたのか。」
「あ、土井先生。すいません、この内職、明日までなんで。」
「…なら、私に一言いいなさい。手伝ってやれる時間くらいある。」
「あ、でももう終わりますから、大丈夫ッスよ。」
「…そうか?ならそれが終わったら寝るんだぞ。それまで、私も起きているから。」
(おやすみがいいたくて、起きていたの。)
(なんて言えない。)