話題:えっち。
相手がホテルでいいと言うなら従ってもよかったのだが、大きなベッドが視界に入ると寝ちゃうかも知れないという恐怖に加え、ホテルなんかじゃまったりとは寛げないからさ、得意の別荘(空き家)に女を連れ込んだ神田です
夕飯がうどんだと後に腹が減るなと思い、途中で弁当と酒類を買った
アルコールが入ると危ない場面に出くわす傾向があるのだが、彼氏がいる女なら大丈夫だろうと思ったのだ
それでシャワーを浴びた後の数十分は予想通り何もなかった
だが話がAVに移った頃から危険な香りがしてきたよ
「AVではどういう手順で進めていくの?」と聞かれた時に、チューから入っておっぱいかお尻を触った後に下腹部攻めになるかな、そして攻守交代でペロペロ‥と答えたんだよ
そしたらさ「ちょっとやってみて?」ときたもんだ
少し酔っ払ったその女はベッドに横になり、タオルケットで自分の全身を包み、顔には小タオルを被せた
生では抵抗があったんだろうな、当然だけど
恥ずかしいから電気を消せと言うからその通りにしたよ
そんでもって小タオルにチューした俺
小タオルの下にちゃんと唇があるかどうかはどうでもよかった
次におっぱいを触るわけだが、今度はタオルケット越しでも膨らみがわかっちゃったよね(^^;)
服も着てるから女は何かがぶつかったくらいにしか感じなかったと思うけど俺にはわかっちゃった
久しぶりに触ったもんで「ああ気持ちいいなあ〜」なんて言葉が思わず出ちゃった(笑)
「こんなので気持ちいいの〜?」と小タオルの下から声がしたかと思ったら、女は「ちょっと待ってね」と言った後にもぞもぞと動いていた
そして「本日の大サービス!」と言ってもとの姿勢に戻る女
見えないから何をしたのか絶対の自信はなかったけど、きっと服を脱いだのだろうなと思った
今思えばここでやめておけばよかったし、やめるべきだった
俺がほぼ1年エッチをしてないことは言ってあったのだけど、その時に可哀相と言われたのだな
前に休みが合わなくて海だかプールに行けなくなった時にも可哀相に思ってくれてビキニを披露してくれたわけだ
だからこの女は、俺を可哀相とか気の毒だと思ってくれた瞬間に何かしてあげようと思うのだろう
タオルケットを触ったら、さっきより柔らかいものがその下にあるのがわかった
突起はよくわからなかったけど、それが在るであろう辺りを触るとタオルケットの下の物体が僅かに動いた
そこで何を間違えたか俺は、女の顔に掛かっていた小タオルをどけて頬にキスをした
はっきり言うと、この時やりたくなったのだ
長いことずっと我慢してきたし、こういうシチュエーションにぶち当たった時は逃げ出なきゃいけないと思ってきた
だけどもう疲れちゃったんだよ
何に疲れたのかは1つじゃないからコレだってものはないんだけど、簡単に言うと真面目を貫くのに疲れたのかな
エッチで満足感を得られない目の前の女にエッチの楽しさを教えてやるには、本当にやってやってもいいと思った
女の気持ちも俺と同じだったのかな
楽しくないエッチをする彼氏に疲れてたのかも
女は首を少し捻って俺の唇に自分の唇を重ねてくれた
つづく