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細胞外マトリックス



模型飛行機を整備中に右手中指を切断・紛失してしまった男性に行われた治療法。

男性芸人がプレゼンテーションした「奇跡の治療!人体を再生させるスーパードクター BEST3 2009年放映」での第1位でその効能が紹介されていた。

細胞再生学の権威、スティーブン・バディラック氏が開発したこの粉は、切断した箇所に塗るだけで4週間で指を再生させたという。

通常は、切断箇所はしばらくすると皮膚が再生し、幹部を覆ってしまう。

しかしこの粉を使うと、指になる細胞を呼び起こす信号を細胞に送るのだいう。

すると骨髄から新しい細胞が患部へと送り込まれ、指の完全再生を行うようになるとのこと。

アメリカ医学界はこの技術に震撼し、今では正式な医療認可を得ているという。

今は指の再生だが、今後は手足の再生や内臓の再生を目標に研究が進められているとか。


[先生]スティーブン・バディラック


胆嚢


胆嚢は体の中の消化器官の一つです。


胆石ができる場所でもある胆嚢ですが、どんな臓器なのでしょうか。

結石ができるのは分かっていても、どんな働きをしているものか知っている人は少ないのではないでしょうか。

胆嚢は肝臓と重なるように位置していて、肝臓から分泌される胆汁をためておく器官です。


胆嚢とは


胆嚢は、正確には中鎖骨線と9番目のあばら骨の先が交わった場所の皮膚下にあります。

胆汁を受け入れるため、また、十二指腸に胆汁を排出するために胆管によってそれぞれにつながっています。

形は洋なし型(なすび型という人もいます)になっています。

食べ物が腸内に入ってきたときに、胆嚢に溜めていた胆汁を出し、消化を助けます。

主に脂っこい食事をとったときに多く出されます。

胆嚢の場所を知っていれば、痛みがあったときに胆嚢炎や胆石を疑うことができます。

知らずにいると心臓発作と間違う場合もありますので注意が必要です。


胆嚢の病気


胆嚢は体の一部ですから病気になるのは胆石ばかりではありません。

ポリープもできますし、腺筋症やがんなどの病気になる場合もあります。痛みがそれほどないからといって、胆石を治療せずにそのまま放っておくとがん化する場合もあるのです。

それに、胆石もできる場所によっては命に関わる場合もありますので、早めに病院を受診して、医師の指示の下で治療を行うようにしましょう。


胆嚢で一番ポピュラーな病気が胆嚢炎と胆石です。

稀に上に挙げたような病気にもなりますが、胆嚢炎は炎症を抑える治療をしますが、胆石などでは胆嚢を摘出する手術を行う場合があります。

腎臓や卵巣は2個ありますので摘出しても問題なさそうですが、胆嚢は摘出しても体への影響はないのでしょうか。

胃などは摘出しても、徐々に体に適応して胃のようなものができてきますが、胆嚢はどうでしょう。

胆嚢は胆汁を濃縮して溜めておき、必要に応じて排出するものです。

ですが、胆のうがなくても、胆汁が作られるのは肝臓なのですから、貯蔵する場所がなくなるだけで問題はありません。

しいていえば、濃縮して貯蔵する場所がなくなり、肝臓から直接胆汁が腸内に送り込まれるので、濃度が薄く、体が慣れるまでは便が緩くなりがちだということくらいでしょうか。

胆石を起こして摘出術を受ける胆のうは、一緒に胆嚢炎を起こしていることがほとんどで、その場合の胆嚢はすでに機能していないものが多いのです。

機能していない臓器を摘出してしまっても、なんら問題はないということです。

稀に胆嚢摘出後症候群というのがみられる場合がありますが、本当に稀なケースですので、いたずらに怖がることはありません。

術後に少しでもおかしいと思うことがあったら、手術を行った外科医に相談するのが一番です。




TNM分類


食道がんは、数あるがんの中でも難しいがんの1つ。

食道は壁が薄く周りに血管やリンパ節がたくさんあるため、早い時期からリンパ節転移が起こるからだ。

しかも、首、胸、お腹と広範囲にまたがっているため手術は大規模になり、合併症も起こりやすい。

そんな食道がんも、化学放射線療法や術後化学療法などにより、5年生存率が上がってきた。


◆壁は薄く、周囲にはリンパ網が拡がりやすい


食道は食べ物の通り道で、のどと胃をつなぐパイプのような臓器です。

25センチほどの長さがあり、頸部食道(首にある部分)、胸部食道(胸にある部分)、腹部食道(お腹にあり、胃につながる部分)に分けられます。

このうち、頸部食道のがんは耳鼻科が担当することが多く、消化器科が担当するのは主に胸部食道と腹部食道のがんです。

食道がんができるのは食道の内側、食べ物と触れる表面(粘膜)です。

大きくなると粘膜の外側(奥)の粘膜下層へ、さらに外(奥)の筋層へ拡がり、もっと大きくなると食道の外に出て、周囲にある気管や肺などにがん細胞が拡がっていきます。

日本で新たにこのがんになる人は男性、それも平均年齢は65歳で、70歳以上の方が3割を占め、基本的に高齢の方に多いがんです。

数的には男性ががん全体の4パーセント、女性は1パーセントと、がんの中では少数派です。

食道がんは早期発見が難しいがんです。

最初はほとんど症状がなく、粘膜に傷がつくと食べ物を飲み込んだときチクチクしたり、熱いものがしみたりする程度。

こうした違和感も、がんが少し大きくなると消えてしまいます。

そのため放置してしまうことが多いのですが、がんがさらに大きくなると、のどがつかえる、声がかすれるといった自覚症状が出てきます。

この段階で見つかった場合、ほとんどが3期〜4期という楽観できない状態です。


[食道がんにおける早期がんと進行がんの違い]


また、食道は臓器そのものの厚みが薄く、胃や大腸のように外膜という強い膜が無いので、がんが奥(外側)の組織や近くの臓器にすぐ達し、しかも周囲にはリンパ網が張り巡らされているため、リンパ腺や遠くの臓器へも転移しやすい、という特徴があります。

縦に長い臓器なので、食道を摘出する手術は規模が大きく、その分、副作用や後遺症が大きいのも、食道がんの難しさの1つです。

それでも、胃カメラ(内視鏡)の検査を受けたとき、たまたま早期に発見され、内視鏡でがんだけ取れる幸運なケースもありますし、最近は手術と化学放射線療法(抗がん剤と放射線を併用した治療法)のどちらにするか、患者さん本人が選択できるようになりました。

逆にいえば、患者さんは手術と化学放射線療法のメリット、デメリットを知り、自分で決めなればならない部分も大きいので、大変ともいえます。

けれど、自分の年齢や体力、ライフスタイルなどと相談して、ぜひとも納得のいく治療を選んでいただきたいと思います。


◆がんが粘膜上皮内だけにあるときは内視鏡的治療


今現在、エビデンス(科学的根拠)があるとされる食道がんの治療方法は、内視鏡的治療、手術(外科治療)、放射線治療、抗がん剤(化学療法)の4つです。

どの治療法が「標準治療」になるかは、ステージ(病期)によって違います。

ステージは原発腫瘍の深さ(T)、リンパ節転移の有無(N)、離れた臓器への転移(遠隔転移)の有無(M)、という3つの要素(TNM分類)によって、0期、1期、2a期、2b期、3期(T1b〜T3)、3期(T4)期、4a期、4b期に分類されています。

ほかのがんでは1期はもちろん、リンパ節転移のない2a期でも早期として扱われることがありますが、食道がんの場合、早期がんとみなされるのは、がんが粘膜のいちばん表面の粘膜上皮内にとどまっており、更にリンパ節転移がないときだけです(0期と一部の1期)。

この場合はのどから内視鏡を入れ、がんを切り取る内視鏡的治療が「標準治療」となります。

ただし、内周の4分の3以上を取ると、食道が縮まって狭窄してしまうので、4分の3以上取るときは、手術か化学放射線療法を行います。

この場合の放射線治療には、体の外からがんを狙って放射線をかける外照射のほか、口から食道の中に専用のアプリケーターを入れ、放射線物質(密封小線源)を一時的に置いて、食道の中からがんの部分に放射線を当てる腔内照射(小線源療法)もあり、効果を上げています。


[食道がんの進行度(TNM分類による)]


@病期分類

A腫瘍の深さ

B所属リンパ節転移

C他臓器への転移


@0期

Aがんが粘膜上皮にとどまっている

Bなし Cなし


@1期

Aがんが粘膜固有層、粘膜下層におよんでいる

Bなし Cなし


@2A期

Aがんが固有筋層、外膜にまでおよんでいる

Bなし Cなし


@2B期

Aがんが粘膜固有層、粘膜下層、固有筋層におよんでいる

Bあり Cなし


@3期

Aがんが食道壁の外に出ている

Bあり Cなし

Aがんが食道周囲の組織に浸潤している

BCこれに関係なく なし


@4A期

ABCこれに関係なく頸部リンパ節や動脈周囲のリンパ節に転移


@4B期

ABCこれに関係なく遠くの臓器へ転移





食道癌のステージ




食道がんのステージ(病期)は、がんが食道の壁のどの層まで進んでいるか、またリンパ節への転移や他の臓器への転移があるかによって分類されています。

また、欧米を中心とした国際的な分類であるUICCの「TNM病期分類」も使われています。

日本と欧米の分類には一部違いがあります。

ちなみに、UICCとは、がん克服のため国際的に連帯し運動する民間組織のことです。

日本でのステージ分類は、症状が軽い方から 0期〜W期(Wa期、Wb期)の段階があります。

それでは、食道がんのステージ分類を見ていきましょう。

▼日本での食道がんのステージ(病期)分類


・ステージ0期 -

がんが粘膜にとどまっていて、リンパ節、他の臓器、胸膜(きょうまく)、腹膜(ふくまく)にガンがない状態。

早期がんです。


・ステージT期 -

がんが粘膜にとどまっているが、近くのリンパ節に転移がある状態。

もしくは、粘膜下層までがんが進んでいるが、リンパ節、他の臓器、胸膜、腹膜にがんがない状態。


・ステージU期 -

がんが筋層を越えて、食道の壁の外に少しだけガンが出ている状態。

もしくは食道のがんの近いところのリンパ節のみにガンがある状態。

そして臓器、胸膜、腹膜にがんがない場合。


・ステージV期 -

がんが食道の外に出ているときに、食道の壁にそってあるリンパ節、または食道のがんから少し離れたリンパ節にガンがあり、他の臓器、胸膜、腹膜にがんがない状態。


・ステージW期 -

がんが食道の周りの臓器にまで進んでいるか、ガンから遠いリンパ節にがんがあるとき、もしくは他の臓器、胸膜、腹膜にがんがある場合。





障害年金


公的年金には、病気やけがなどで障害が生じたときに支給される「障害年金」があります。


障害年金は、がんや糖尿病など、病気で生活や仕事が制限されるようになった場合にも支給対象となります。


障害年金が支給されるのは、保険料の納付要件などの支給要件を満たしている方です。


加入していた年金制度や障害の程度、配偶者・子どもの有無などによって、支給される障害年金の種類や支給額が異なります。


厚生年金保険や共済年金に加入していた方で障害の程度が1級・2級の場合は、障害厚生年金または障害共済年金と併せて障害基礎年金も受けられます。


障害年金を受け取るためには、年金の請求手続きが必要です。


年金というと、老後の生活を支える「老齢年金」のイメージがありますが、現役世代でも、病気やけがなどで障害が生じたときには、「障害年金」が支給されるのをご存じですか。


障害年金は、眼や耳、手足などの障害だけでなく、がんや糖尿病などの病気で長期療養が必要な場合なども、支給の対象になります。


障害年金を受けるためには手続きが必要です。


詳しくは、お近くの年金事務所にご相談ください。



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