お疲れ様です。らんです。今週末が終わればお正月ムードも薄れますかね?
今日は昨日の続きです。何を基準に腕時計を選びますか?
動力の次は時計のベルトの素材について。
多いのは皮ベルトか金属ベルトか。あとはウレタンベルトか。
あとは合成繊維、ナイロン、変わったところではadidasやkitsonでプラスチックベルトや天然木ものなんかがあります。あと鼈甲?みたいなの。
まず、皮ベルトというのは消耗品です。絶対に交換が必要です。まぁ皮ベルトがダメになったら買い替える、っていう方は話が別ですが。
次、金属ベルト(メタルバンド)。素材としてはステンレスとチタンが主です。チタンの方が軽くて金属アレルギーには有効です。でもチタンの方が高い。これ、メタルは確かに皮ベルトより保ちますが、まったく劣化しないわけではありません。金属疲労っていう言葉がありますよね。金属でも傷はつくし劣化もします。
さらに次、ウレタンベルト。つまりゴムですね。G-SHOCKに多いですが、他にはスポーツ系の腕時計に多い素材です。
これも劣化します。特にG-SHOCKなんかは防水性の高い時計ですから、例えばプールとか海とか、つけたまま遊んでそのまま…にしておくとダメージ大ですよ!必ず真水で塩分や汚れを落として水気をよく拭き取ってください。それでもやはり劣化はしますので交換が必要になると思います。
どのベルトにも交換が必要になる可能性はあります。
そのときに、最寄りの時計店ですぐに交換が可能なのか? メーカーから取り寄せないといけないとか、メーカーにベルトの交換を依頼しないといけないのか、などもきちんと確認して置いた方がいいと思います。
例えばファッション性の高い時計を『かっこいいから』買って、バンドが壊れるなどして『新しいものに替えたいけど手間がかかるのは嫌』、なんてことにならないためにも、ですね。
ちなみにメーカー純正品でないとバンド交換ができないタイプの時計もあります。
上で上げたバンドが特殊な素材なんかはそういったものが多いです。adidasやNIKE、kitsonなんかがそうでしょうね。
仮に別のベルトに交換できたとしても見栄えが悪くなったりします。
プラスチックベルトだった時計にメタルバンドをつけてみるとかね…可能かどうかは別としてオススメできません。
単純にバンド部分の頑丈さはメタル>ウレタン≧皮って感じかな?
ただウレタンも皮も、劣化具合は使用頻度等によって異なります。ウレタンベルトのはほとんど毎日つけるけど、皮ベルトのはたまにしかつけない、という方はウレタンベルトの方が早く傷むかもしれないですしね。
とまぁ偉そうに書いてみましたが、毎日の業務でこれだけのことをお客様に伝えきれているか、というと…申し訳ないのですが、答えはNOです。
割とインスピレーションで決める方もいらっしゃいますし、お店の混み具合によっても状況が違うので…;;
あとは時計に詳しい方はご存知でしょうし、○○のときだけ(受験とか合宿とか)使えればいい、という方にもあまり説明はしません。
すべてを説明できればそれが理想的なのですが、現実はなかなか厳しいです…。
というわけで、ご存知の方も多いかと思いますが、これから腕時計をご購入予定の方、ぜひ頭の片隅にでも引っかけて置いてくださいませ。
また改めて続きを書きたいと思いまっす(o^∀^o)