季節の風

母を誘って映画に行きました。
たぶん母と二人で映画に行ったのは初めて…

「あん」 

とてもせつなくて、優しいストーリーでした。
それぞれが自分のおかれた哀しい環境を、
受け止めながら一生懸命生きていく
ひたむきさに、心が痛みました。

でも、考えてみれば、きっと人それぞれ
ひとりひとり全て違うストーリーを
背負って生活してるんですよね。
今日、自分にできること一つ一つに
丁寧に心を込めてこなしていきたいと
ふと思ったりしました。

テーマ曲の
水彩の月
もとても切なくて心に響きました。

明日からまた頑張ろ…

お天気のせいかな…

無性に眠くて、そのくせ寝ようとすると眠れなくて…
今日くらいは睡眠導入剤のお世話になってみようかと思ったりしてます。

心地の良い疲れが、何と無く定着してしてしまったかのようで、
不思議な感覚です。


息子が就活のさなか、ある企業で勧められた本がとても良かったから、
と貸してくれました。
「心のなかの幸福のバケツ」
たぶん、わかってはいるけど、知らず識らずのうちに
ついつい忘れてしまいがちな 心の法則。

読んでるうちに、優しい気持ちになれそうな気がしました。

人も物も、本も言葉も…
全て出会いは宝物。

これからも素敵な出会いが沢山出来ますように。

気が張ってました。
たぶん、自分が思っている以上に…

イギリスからはるばるやって来た彼女は、
私たちに一日間違えて伝え…
26日のはずが
25日の夕方ひとりで京都駅で約束の場所で待っていたらしく、
その頃私は仕事。
当然連絡もつかず、
Facebookから娘に、娘から息子に…

とりあえずは最寄の駅で待つとのことで
4時間もの間どう過ごしたのやら…

仕事から帰ると、「急いで…」
と息子に促され息子の運転で最寄りの駅まで迎えに…

あの日大きな地震が関東であったようだけど、
彼女が新幹線でこちらに向かう頃で、
全然知らずに到着したのが不幸中の幸い。
4時間ばかり途方にくれても、結果オーライということで…

そんなバタバタからスタートのホームステイでした。

息子の友達が応援に来てくれたり、
家族で神戸に遊びに行ったり。
あっという間の一週間。

家族がいない時間帯は、うちを拠点に京都観光。
一人で、金閣寺やら清水寺へ行ってた様子で、
夕食時には、あれこれと話してくれました。
とは言っても、息子に通訳をしてもらいながら私はうなづくばかりですが…

残念ながら彼女が娘とともに過ごせたのは、娘が休みの土日だけ…
それでも、いつも笑顔で楽しそうでした。

家では鼻歌が出るほどリラックスした様子で
寝るまではいつも一緒にリビングで過ごしました。

今朝早く関西空港に向かう彼女を見送りに京都駅へ…
これから一ヶ月間タイへ旅行だそうです。

食卓のテーブルの上にメッセージを添えて飾ってくれた花籠…
帰る前に、綺麗に整えた部屋が、なんとも淋しくて…

彼女が帰った後、今日はボーッと過ごしてしまいました。

さて、そろそろ気持ちを切り替えて
日常の生活を取り戻します。