スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

やまない、(次浦)


なんとなく書いた次浦小説。
文字崩壊、意味不明、そんなの気にしないで下さい(ちょ









今日も雨が降っていた。



雨はまだまだやむ気配なんてなくて、上から下へ続く細い線を眺める日々。
僕は、ただボーっとしながら、部屋から襖を開けてその様子を見ていた。
もう夕暮れ時だけど、空はまだまだ灰色のかかった雲が覆っていたから、あの熟した林檎のような太陽や、きらきらと草木を染める橙色の光も見ることができない。
一つため息をつくと、壁にもたれて。そのまま眼を瞑った。寝るきなんかない。だけど、このまま見てもしょうがなかったから。


そういえば、今日はあいつを見ていなかったなぁ…と、思い出す。
今頃どうしてるんだろうか…。そういえば富松があいつを探して走り回ってたなぁ…。
そのときの富松の様子を思い出し、顔から笑みがこぼれた。
(いつも、いつも、あいつは人にばかり迷惑かけて…その癖気付いてやしないんだから。)
多分どこかでまた迷子になってる級友の姿を頭の中で描いてみる。そういえば今は雨だった。外に出てなければいいんだけど…。と不安になる。そんな自分を自嘲してみる。だめだ、まだ不安だ。そんなだから数馬に「心配性なんだから。」と笑われるんだ。

ゆっくり眼を開けた。このままだったら、さまざまな想像が僕の頭の中で飛び交って、色んな不安がないまぜになって、ぐちゃぐちゃになって、また、胸のどこかが、潰されていくような感覚が、深いどこかで起こるような感じがした。
いつもそうだ。あいつの顔を一日中見れないとき、そうなるんだ。
自分の中で起こってるそれに、いつも気付かないようにしていた。あいつが僕に笑いかけるたびに、奥深くで、湧き上がってくる暖かいものと、それと一緒に、感じる痛みを、気のせいだと否定して。

ふっと、考える。もし、あいつが、死んだらどうしよう、と。このまま戻ってこなかったり、したら。

忍者の世界では、覚悟しないといけないことだ、けれど、もしあいつが、しんだら?
他の奴らは、きっと泣くだろう。いくら、あいつが方向音痴でも、三年間一緒に笑いあった、というのに変わりはないのだから。
じゃぁ、僕は?泣くのか?
自分に問いかけてみる、けれど、答えは、「否」
泣いてなんかやるもんか。あいつのためになんか、泣いてやらない。
けど、きっと忘れもしないだろう。あいつの、こと、は。

体が段々冷たくなっていくのを感じた。ずんずんと湧き上がっていく、鋭くとがった針のようなものが突き刺さるような痛みもする。

畜生。なに考えてんだよ。こんなこと考えるのは、富松だけで十分だ。

きつく袴を握り締める。皺になるかも知れない、けど、気にする余裕もなかった。
そんだけ、僕の頭はアイツに占領されてるってことで。 それを認めたくなくても、事実なのだ。
こんなの、僕らしくないのに。



もう夕方の時間だから、食堂に行こうかと、腰を上げようとしたとき、その時、響いた、土を踏みしめる音が。ゆっくりと、こっちに近づいてくるのを。
頭の中が、一瞬真っ白になった。そして、それから、色鮮やかに、鮮明に、写っていく。


「とーない。」

僕が聞きたかった声と共に、ふわっと包む泥の香り。次に感じた温もり。後ろから聞こえる、あいつの声。体全体が濡れているようで、背中が湿っぽい。けれど、それらは、あいつが、居る証で。
ぎゅっと、後ろから、僕の体全体を抱きしめられた。くそ、こんなに大きくなりやがって。

「あいたかった、」

僕の体を抱きしめる力が強くなる。なんだよ、勝手に迷子になったくせに。いまさらだよ。だけど、そんな悪態をつく言葉も出ない。だって、あいつが、必死に僕にすがり付いてくるから。

「体…洗え。風邪引くぞ…。」
「やだ。」

やっとでた言葉を、一瞬で否定される。なんだよ。心配してやってんのに。
でも、これ以上の言葉を、口に出せない。(いつもなら、もっと、いえるのに、)

「俺、嫌な夢みた。」
「嫌な夢?」

「洞窟を見つけて、雨宿りしてたんだ。そしたら、ついうたた寝しちゃって…、そのときに嫌な夢見たんだよ。とーないが、死ぬ、夢」

心臓が大きな音を立ててなった気がした。
だってさっき俺が考えてたことだったから。
(じゃあ、お前は、もし、)

「悪ぃ、俺風呂行くわ!」
急に体を上げて勢いよく走り出した。だけど、風呂とは逆方向。でも、そっちじゃない、といおうとしたけど、声が出なかった。
まぁ、富松が見つけてくれるだろう、と、思いそのまま横たわる。
これ以上、動きたくはなかった。
背中はまだ湿っていて、今もまだ、泥の香りが鼻をくすぐる。

眼を閉じ、左腕を瞼にあてた。もう、疲れたんだ。
さっきまで、こんなにも不安だったのに、あいつの姿を見ただけで、もう。
こんなに単純なのか、僕の身体って。


「洞窟を見つけて、雨宿りしてたんだ。そしたら、ついうたた寝しちゃって…、そのときに嫌な夢見たんだよ。とーないが、死ぬ、夢」


「馬鹿野郎…。」



僕は、お前のためになんか、泣いてやらない。だけど。

(もし、僕が死んだら、お前は、)


泣いてくれますか?


特殊すぎるのもどうかと思うB



続き続き〜。



二郭伊助
基本オカン。母ちゃんじゃありません。オカンです(何
どこからでも箒を取り出せます。掃除が趣味の領域に入っています。
散らかってれば掃除。掃除、掃除。
団蔵と、虎若の部屋が許せない。
持ち前の箒で、ブッ叩く。


黒木庄左ヱ門
通称庄ちゃん。頭がいい。
探偵部を作ったわけではないのに、なんか、リーダー的存在。
黒い部分も見える、が、基本ポーカーフェイス。
面白そうなことには、積極的。つまんなかったら、やる気なし。
某変装名人の先輩に憧れている。
某変装名人の先輩に気に入られている。


猪名寺乱太郎
保険委員。月曜日に保健室に行けば会える。
怪我人が、たくさん保健室に来ることと、自分が聞き上手、話し上手なため、学園内や外部の情報をたくさん持っている。人の弱みもある。
探偵部に誘われてるが、拒否していた。が、後に入ることになる。
それには、昔のトラウマが原因。
包帯やトイペで、相手を捕まえることができる。某不運先輩から教えてもらった。
その先輩から、たくさん怪しい薬を貰っている。
足が物凄く速く、壁も数秒間走り続けられる。



後二人…。





ことばを忍たまで繋ぐ

バトンを忍たまでやってみた。
シリアス。文字崩壊。


言葉をつないで見てください*


●もしもすべてが→
ここで終わっても、僕らが居たことは変わりないよ。(伊作)

●貴方は振り返りながら→
「またね。」そう、叶わない約束を笑顔で言うのです。(滝夜叉丸)

●だって本当は、→
泣き虫で、弱虫なんだ。(伝七)

●それが証というのなら→
ずたずたに切り裂いてやりましょう。(綾部)

●あの花が咲く頃に→
私達は、分かれてしまうのだな。
(だけど、もし叶うならば)(仙蔵)

●血も通わぬ→
だけど、アンタはそれでも俺を生かそうとしてくれる。(きり丸)

●やさしくて、いとおしくて、→
でも、ふれたらこわれてしまいそうで。
(この想いも、関係も。)(食満)

●あと少しだけ近くで→
だけど、近づこうとしても、離れていって。(藤内)

●すべてが眠りについたとき→
私は、違う顔を見せることになるのだよ。(小平太)

●ふわふわと頼りなく、→
揺れる明かりを、掴もうとした。(孫兵)

●どうしてと尋ねる→
どうして、と聞き返される。(タカ丸)

●廻りだした歯車を→
止めたくても、もう、止められなくなってしまったんだ。
(それでも、今を望むのは、いけないことか?)(鉢屋)

●泣きたくなったら→
別に泣いたってかまわない。だけど、僕が後ろを向いてる時だけな。(久作)

お疲れ様でした。
でしたー。



------------------
エムブロ!バトン倉庫
mblg.tv
------------------

特殊すぎるのもどうかと思うA

この前の続きです。



山村喜三太
とにかくナメクジ好きの少年。
ナメクジ達を使いこなすいわゆるナメクジ使い(笑)
あまりにも、ナメクジたちと一緒にいるので、某S先輩に恐れられている。
基本性格は、穏やかで、おっとりしているが、仲間を傷つけられたりすると、ナメクジ軍団が襲い掛かります。
金吾と幼馴染。


福富しんべえ
とりあえず、鼻水。喜三太と同様にその某S先輩から鼻水のせいで恐れられている。
みんなの癒し。聖域。
鼻水を使った技はすごく、自由自在に動き、相手の体に傷をつけなく、捕まえることができるが、やられた側は、心に深い傷を持つ。(ぬめりけ的な意味で)


夢前三治郎
いつもニコニコとしている。けど、その笑顔には恐ろしい顔が…と、一部の人から怖がられている。
寺の子で、幽霊が見えるらしい。けど、言わない。だけど、たまに言う(ちょ
兵太夫と親友兼悪友。罠を使って相手を捕まえる。
優しいけど、黒くて、たまにえげつないことを言う。



キャラ崩壊…。

特殊すぎるのもどうかと思う。

現代版一年は組で、探偵部とか考えてみた。
基本的に、は組には、ぎゃーぎゃー騒いでいて欲しいなぁ…、それで、人助けとかして欲しいなあ…という妄想の末の結末です。
主人公とかは、乱太郎じゃなくて、一年は組全員だといいと思います。
しかも、乱太郎は、途中加入でいいと思います。

とりあえずキャラ設定。順番はバラバラです。


加藤団蔵
家は、代々続く届け屋。でも、いわゆる宅急便という奴。
成長したら、この店を継ぐことから、届け屋の皆や、常連、その周囲の人からは、若旦那と呼ばれている。
たまに、店を手伝っているが、未成年なので、車は×。なので、自転車。
早く荷物を届けるため、常に全力。なので、いつの間にか、プロ顔負けの色々なテクニックを使えるように。しかも物凄く早い。
突破隊。


土井きり丸
親は二人とも事故で死去。なので、親戚の、土井の元に預けられることに。
親が居なくても、生きていけるように、アルバイトをしている。
その、集めたお金で、いつか土井に恩返しをしたいと思っている。
さまざまな仕事をやっているせいか、手先が器用。
情報網が広いので、色々な事件など、その情報などをよく拾っている。
いくつものバイトをしてるので、体力がある。
総攻め男。乱太郎、しんべえと親友。兵太夫と悪友。
突破隊。


皆本金吾
剣道部と探偵部を兼部している。
幼少の頃、喜三太と近所だったが、金吾が引っ越して、離れた。
いつも竹刀、木刀を所持。
剣道部顧問の戸部先生を尊敬している、すごく尊敬している、物凄く尊敬している。
色々堅い。だけど不憫。よく、兵太夫にいじられている。
だけど、やる時はやる。
小平太に、気に入られている。
昔、刀というものを教えてくれた人が居た。
昔のことで、思い出したくないものがあるらしい。
突破隊。


続きはまた今度。