話題:最近読んだ本

「私たちが星座を盗んだ理由」
北山猛邦/講談社文庫

最近読んだのはこれですね〜。
久しぶりに買った本かもしれない。
表紙のイラストと後ろのあおり文を見て購入を決めました。
こういう時大学の生協って便利(∩´∀`)∩
(組合証見せると10%OFFで買えるのです)
以下感想(ネタバレあり)



全体的に好きな話ばかりでした。
まあそれに惹かれて買ったんですが(笑)
短編5つだったので読みやすかったです。

特に好きだったのは「終の童話」と「妖精の学校」でした。
「終の童話」は構成が好きです。
本当に最後の数行がどんな解釈もできる余地が残されていてすごいと思いました。
私は2つぐらいしか思いつかなかったのですが、考えようによってはもっとありそう。
そしてそのどれもがハッピーエンドではないという←
願わくば杖を選んだエンドであってほしい。
小瓶とかもう想像するだけで切なすぎる。
彼のその後を考えるのも(ある意味怖ろしいですが)面白そうです。
SS1つぐらい書けそう。

「妖精の学校」も世界観がいいなと思いました。
登場人物が鳥の名前なのもユニークだなと思うし、島の仕組みとかもファンタジックのような妙に現実的なようなで面白かったです。
これもオチが…(笑)
うっすら想像はついてますがまだ真相巡りしてないので何とも言えない…けど言わんとしてることは分かるから怖い←

「恋煩い」は読んだことがあったのでめちゃびっくりしました。
たしかミステリー短編集の一つだったのかな?
作者さんの名前まで憶えてなかったので…。
このプロパビリティ犯罪はすごく興味をもった方法だったので覚えてました。
あの最後の一行が恐ろしい。
あの単語があそこまで恐ろしく感じられたのは久しぶりでした。
なんかこう…首の後ろからナイフをそっとあてられたような感じ。
ひやっとして、その冷たさがナイフが離れてからも頭の芯に残っているような。
ふとした瞬間に思い出して冷たくなるような。
そんな印象を私は受けました。
しかしこの犯罪すごいわ…。
たしかにたった一回当たれば成功の宝くじなんだろうけど。
つくづく恋煩いとはよく言ったものだと思う。

この人の書く話はわりと好きかもしれないです。
結構作品でてるみたいだから読んでみようかなぁ。
ダンガンロンパ霧切に関しては彼氏さんにネタバレくらってるのでパス←

欲しい本とマンガがたくさんあって困ります(´・ω・`)
アプリでLINEマンガを入れてるのですが、そこで読んでるので単行本が欲しかったりするのがある。
今欲しいのは、
「Baby!ココロのままに!」
「キミにともだちができるまで」
「王室教師ハイネ」(これはpixivで見つけた)
かな?
「キミに〜」は保育の先輩オススメなので欲しい…。
どこに売ってるんだろ?
今度先輩に聞いてみよう。