スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

横顔



君の横顔を見つめて
君は何を見つめているの?

思い出は早送りで進み
時を止めたのはカメラだけ

流れから切り取られた君の横顔
君は何を見つめているの?



そのまま、
時の流れに身を任せて
進むしかないのだろうか

上手く救えない僕は
ただ時のなかで もがくだけ

思い出は泡沫のようにできては消える


時のなかでもがき続けて
次第に息が苦しくなる
出口もどこか分からないまま
時を吸い込んでしまう。

時は何故か

甘く

そこで僕は初めて
時のなかで息ができることを知った


そして

君に見つめられた


君に触れる歌


勇気出して
声を出して

君に触れるように歌うよ

そっと、
触れた君の手には
ほっと、
するような温もりがあるのだろう
きっと、
明日もまた会えるよね


リズムも上手く刻めていなかったのに
さっきまでここに誰もいなかったのに
君が来てくれたんだ
歌を聴いてくれたんだ

ありがとうの気持ちと一緒に
この気持ちを歌うよ


君が認めてくれたから
好きになったかも知れないから

いっそ、
君から歌を聴きたい
その為に歌うよ
今日もここで


ずっと、
僕を一人占め
しちゃえばいいじゃない
この声も気持ちも


もっと、
君の気持ちに触れたいから
今日も僕は歌うよ


君の為に歌うよ

はだか


さけぶこえもないのに
私に、何を求めるのか
音すら吸い込む
豪雨の中で
傘を差さず、雨に濡れても
私は渇いたまま

いらぬものはいらない
自ら、捨ててしまえばいい
服すら脱ぎ捨て
はだかを晒し
恥も怒り、哀しみすらも
私は感じぬまま

このはだかのからだは
このまま、石になってしまう
愛すら忘れて
ゼロになって
空を見つめ、そのままずっと
私は動けぬまま

石になる

私は、何を失ったか
それすら分からず

頬からは
雫が落ちる

雫が落ちる


続きを読む


目をつむって
世界が広がる

大きな 大きな
樹が育つ

言の葉っぱが
ゆらゆら ゆらゆら

紅くなったり
黄色くなったり

形を変えて
ゆらゆら ゆらゆら

言の葉っぱは
落ちて 枯れても

心を溜めて

大きな 大きな
樹を育てる

樹は
様々な言の葉っぱを
広げて

いくつも いくつも
花を咲かせ

実を結ぶ


目をつむって
世界が広がる

大きな 大きな
樹が育つ

言の葉っぱが
ゆらゆら ゆらゆら


成長


蛇に睨まれ
風に吹かれて
時計を逆に回して
タイムスリップして

止まったり 進んだりする
時間を楽しむ

今は 脱皮する時間だ


前の記事へ 次の記事へ