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2024/5/11|カテゴリー:その他|comment:



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インテリア

2013/1/17|カテゴリー:その他|comment:5件

213 本当にあった怖い名無し sage 2012/08/24(金) 01:04:18.53 ID:URPNItjB0
もう15年くらい前の話

当時母親が逃げて父親と暮らしていたんだけど
これがどうしようもない男で口ばかりのダメ人間だった

その頃親子揃っての居候生活から抜け出そうって事で
坂道の半ばにある木造の古いアパートに下見に行った

思えば何でも自分勝手に決める父親が当時高校生だった俺を
物件の下見に連れて行くなんて変だった気がする

その部屋は入った途端に線香臭かった
その臭いだけで怪しいと思いながら奥に入ると
部屋のど真ん中で線香を焚いていた

その上を見上げると天井に大きな穴と
その真ん中を通る梁が見えた

215 本当にあった怖い名無し sage 2012/08/24(金) 01:21:38.76 ID:URPNItjB0
梁をよく見ると荷造りに使うようなビニールヒモのカスが
いくつか垂れたままになっていた

もうこれだけでビニールヒモで吊ったものが想像付いたけど
あえて案内した不動産業者に聞いたら
「前の住人さんがインテリアをぶら下げてたみたいなんですけど跡が残っちゃったみたいですねー」
どう見ても前の住人さんがインテリアになってたように見えますが?

こんな部屋なのに結局住む事に
きっと格安だったんだろうと思う

住み始めてから夕暮れの薄暗い時間になると時々その部屋にある窓の外で
頬がこけて目の下にクマがある薄気味悪い印象の男が
通り過ぎたり窓からこちらを見るようになった

ちなみにこの窓、アパートの裏手に面していてそこはアパートを囲うコンクリ塀際の
どこにも繋がっていない人がギリギリ通れる程度の隙間
一度様子見に通ってみたら大きな石がたくさん転がってて好んで通りたい場所ではなかった

そんなものも気にせず住み続けていたある日
その部屋に後輩たちを集める事になった
理由はいわく付き物件での胆試し

胆試しだから当然のようにみんな夜中まで居座る予定だった
ところが夜が更けてきた頃に部屋の真ん中でふわりふわりと空気が揺れた
その揺れはまるで何か吊り下げたものが揺れているようでもあった

218 本当にあった怖い名無し sage 2012/08/24(金) 01:45:48.14 ID:URPNItjB0
その中の一人が空気の揺れの中心をちらりと見てから
俺に耳打ちしてこういった

「あそこにぶら下がってるよ・・・」

こっちは言われなくてもわかっていたので
「あまりジロジロ見ずに知らないふりしとけ」とだけ返した

その後は一番強がってたやつがそっちを見てすぐに怯えるように帰っただけだった
ちなみにこいつはそれ以来このアパートには一度も来た覚えがない

その後も寝ている時にふと目を覚ますと
天井の穴が空いていたあたりから軋むようにギシギシと聞こえた

結局、色々あってこの部屋には一年ほどしか住んでいない

ちなみにこのアパート、現在は取り壊されて
ちょっと小ぎれいな感じのアパートに建て替えられていた
あれは建て替えたところでどうにかなるものでもないと思う


とりあえず格安物件を探して住むほどの貧乏にはならないほうがいい
心霊絡みかはともかく絶対にいわくつき物件であることは間違いないので

津波の時に俺を10年ほど虐待したバアさん葬った話

2013/1/9|カテゴリー:その他|comment:14件

662 コピペ 1/8 sage 2012/08/17(金) 23:51:56.15 ID:kRa6Fvkt0
転載元→VIP

415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/03/15(木) 01:17:54.00 ID:4pvQLdB90
津波の時に俺を10年ほど虐待したバアさん葬った話需要ある?

460 :415[]:2012/03/15(木) 01:32:11.46 ID:4pvQLdB90
まあ書いたことそのままなんだけど、
俺は11歳頃まで父方の実家で、父・母・祖父母(+数年後に弟)と一緒に暮らしてた。
で、この祖母と母の嫁姑仲が最悪に悪かった。そこから恐らく全て始まったんだけど、
まずババアは母の出産自体気に食わなかったらしく、生まれたばかりで退院して間もない俺の額を指で凹ませて殺そうとしたことが二度ほどあったらしい。
んで当然ながら時間が経つにつれて和解。おばあちゃんは優しくなりました。
なんてことはなく、まあ虐待じみたことを10年ほど我慢してたんだが、ついに母親が切れて父と離婚→俺と弟連れて引越しし、ババアとの縁は切れた。
かに思われたんだけど、その日、去年の3/11の時には丁度爺さんの命日で、爺さんには何かと世話になったということで
実に9年ぶりに父方の実家に戻っていた。
その時家にいたのは俺、弟、ババアの三人。(母と父は仕事で夜に来ることになっていた)
丁度出前の昼飯を食い終わり、コタツで週間ナントカという女性向け雑誌見てる時だった。

ご老人ランナー

2013/1/6|カテゴリー:その他|comment:9件

435 本当にあった怖い名無し sage 2012/08/13(月) 23:56:48.06 ID:bxTpLVQp0
昨年の夏のできごと。

埼玉は35度を超え、まさに酷暑であった。その日の午後、俺は荒川の土手でジョギングをしていた。
いつもならジョギング渋滞も起きかねないほど、ジョギング愛好家の人々で土手のコースは賑わっているのだが、
やはりこれだけの酷暑もあって、すれ違う人、追い抜く人は、両手で数えられるほどしかいなかった。

そんな中、ある人物の後ろ姿が俺の目に留まった。それは俺の先を走るご老人ランナーである。
そのご老人ランナーは、現にこの暑さの中を走れるくらい元気は元気なのだろうけれども、
にしても、丸まった背中に、早歩きしたほうが早いんじゃないかと思えるほどヨタヨタと走るその姿に、
「この暑さの中、よく走るなぁ。というか大丈夫なのか?」と心配になった。

もちろん、そんなヨタヨタのペースで走っているから、俺はあっという間に差を縮め、追いついてしまった。
俺は心配しながらも、でも赤の他人に気軽に声をかけるような性格ではないので、そのまま無言で追い抜いた。
でも、やっぱりご老人が気になったので、追い抜いた後、一息置いてから振り返って見たんだ。
たぶん追い抜いてから1分も経ってなかったんだ。なぜそんなことを言うかって?
…だって、追い抜いたはずのご老人がいなかったんだもの。

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