ウチは煌希の事狂愛しとって、めっちゃ好きで、愛してて。
1番重くてウザいんはウチなんやろうなって思ったら、電話の最中やのに涙ぼろぼろ出て来てしゃあなかった。
けど、煌希は重いともウザいとも思った事ないって。
…あっちで1番頑張っとる煌希を支えられるのは、自信過剰やけど…ウチだけやと思う。
あの煌希がウチと一緒におると気が楽になるって、すごい事やと思うねん。
だから、ウチでは無い…と、思いたい。
でも、不安全部拭われたワケやなくて。
だって、会いたいやの電話したいやの…1番言うとるのウチやもん。
距離置いてる間、ポジティブにおったらええんか、覚悟しとった方がええんか…。
分からんなぁ…次、煌希を失ったら…今度こそウチ、消えるわ。うん。(笑)
だって、煌希の傍におれやんのなら生きてたってしゃあないやん?
まぁ、出来るだけポジティブに考えるようにするけどなー。
昴。
薫君って、私の事すごく好いてくれてるんですよ。
それが、いつも言動で分かって。
私も薫君がすっごく大好きだから、言動で示してるつもりなんです。
…けど、もし…『付き合ってて意味がないカップル』の、中に私と薫君が入ってたら…?
考えただけで、怖くて悲しくて…涙が出そうになるんです…。
好きだよ、愛してるの…。
もし、薫君を失ったら…私はきっと、眠るか消える事を選ぶだろうなぁ…。
適度な関係、かぁ…その適度、が良く分かんないんですよねぇ…。
でも、ズルイですよね。
姉さまと兄さまは、適度な関係だから問題無いそうなんですよ。
この距離を置いている時間、怯える必要は何も無くて。
…取り敢えず、姉さまに慰めてもらおう…。
綾姫。
今まで…お互いの1番は、お互いだった…。
私も、澪も…。
憂が今の婚約者と出会って…婚約者の中にいる人格と、付き合うようになって…変わってしまった…。
私の1番は…多分、澪…。
けど…今、澪の1番は…彼氏で…。
その存在に妬いてしまう私は、重くて鬱陶しいだけ…なのかも、しれない…。
妬いたり、会いたくなったり…キスを、したくなるのは…止めた方が、いいんだろうか…。
今思えば…澪は、私に合わせてくれてたのかなって…思う…。
今はもう、雪君に妬いたりも…しないの、かも…。
このまま答えが無いまま、待たされるって…結構、辛いものがある…よね…。
苦しい…な…。
樹浬。
…1番、ありえるのはオレと棗なんじゃないの?…って、思う。
デートした事も無ければ、会う回数も少ない…。
オレにとって煌希は空みたいな存在で…棗は、その空を手をつないで見てくれる存在。
そりゃ、愛してるとか…まだ分かんないけど、さ…。
ずっと会えなかった時、辛い時…頭に浮かぶのは、煌希と棗で…。
もし、別れる…とか、なったら…オレ、どうなるんだろ…。
空我みたいに、消えようって…思うのかな…。
レンアイは、難しい…ただ、好きだから一緒にいたいって思うのは…ダメな事なのかな…。
泉。
まぁ、パパから直接言われてしもたんは俺なんやけどなー。
『別れた方がええと思う。』
やってー。
はは、笑ってまうやんなぁ。
確かに俺は4歳で、真由莉は7歳。
歳が若過ぎる。
俺は、マセガキやからさ。
恋愛的な意味の好きとか、分かってきてる。
けど、真由莉はホンマに等身大の子供。
まだまだ、恋愛の好きとかそう言うの分かってへんわけで。
けど、まぁ…胸にぽっかり穴が空いた感じ。
ガキなりに好きやし、真由莉も同じ気持ちとは行かんでも想ってくれてるって思っとったからなー…。
あー…なんや、悲しいわー。
誰か俺の事慰めてやー。(笑)
紫音。