持って置いて、持って置いて。
なやみすぎてくらくらしながら鰻を買いました
だって、いつもの一回の買い物のねだんより高いよ
「わー!うなぎだー!」
と想像通りの喜びようでもくもく食べてたから、まあいいか。
千明さんは今、あほみたいに時間がない
朝は起きたら出勤で夜は日付が変わる前に帰ってくる。なんてこったー
今日は千明さんの好きな生姜焼きなんだよ
嫌いなお味噌汁も久しぶりに作ってみたよ
そうこうしていると深夜2時が来ようとしております。寂しいんだよ、ほんとに。
あ、かえってきた
コンビニ店員さんに笑われた話。
最近彼ができた友達に、
いつもどんな話してるの?って参考として聞かれたけど、実のない話が多すぎてなんとも。。
コンビニではりきっておバカなことばっかり言ってるなーと思いながら何度も突っ込んでたら、かわいい店員さんがこっそりずーっと笑ってくれてた。
出てから家まで歩いて帰る途中、
「あー楽しかったー」
といって幸せそうな千明さん。
千明さんも笑われてるのには気付いていて、もっと笑わさなくちゃ!とはりきってたらしい。
無駄なサービス精神…
毎日あついねー
室内プールに遊びに行ったらスライダーに乗るまでの階段で真っ青に。高所恐怖症はやっぱり健在で、去年の観覧車のときと変わらずぷるぷるする千明さん。
懐かしいなー
あのときはまだ付き合いたてだったなー
今年はどんな夏になるのか
最高にかわいいと、最高にエロい
だったら、エロいの方が嬉しい。
かわいいはなかなか受けとないんだけど、エロいだとまだいけるからかなー
かわいいよりは素直に受け取れる
千明さんは絶対言わない言葉だけどね。
あの人は「かわいいね」しか言わない。そんで本気でそう思ってるからさらに素直に受け取れない。
んー、素直じゃないややこしいやつだ。
お迎えに行った車の中で急に、
「あー、あおが働きだしたら美味しいご飯もあんまり食べれなくなるかもね」
そんなに美味しいと思ってたのか
「だって俺がこんな食べることないよー?」
確かに。。
まず好き嫌いが多すぎる。
義母が出したものは残すのこす…
「あ、俺これ嫌い」
「いらなーい」
とか普通に言う。
自由だなぁ
野菜を自分からはまったく食べないけど割と好きだったりはして。なんなの、ややこしい。
作るのは疲れちゃうときもあるけど、毎日のメニューを考えるのがちょっとした楽しみ。
◯△□
また〜の方。
どきどきしましたわ。
わーい!また来てくださいね
夏ですね。恋の季節。
少女漫画がみたくなって、きゅんとしたくなる。そんな季節。
またもやないない病を発症したあたしは、あーもう きゅんってなることはないんだなーって寂しくなってた。
「俺じゃぁどきどきしないー?」
「せん」
「逆にどきどきしたりするの?」
「んーとねー、」
ご飯美味しいね、っていったあとに嬉しそうに笑うのとか、こないだの浴衣のときはきゅんってしたよー
こんなこと思ってるとは全く思ってなくてびっくり。ほんと、びっくり。
いつも貶してばかりだなーと思ったらちゃんと今もきゅんてなること、あたしもあるなーと気づいて素直に返してみた。
浴衣は祇園祭のときにレンタルで2人して着てみたんだけど、相変わらずやらかしてくれた千明さん。
まさか、ねぇ。
男の人の浴衣ってオーソドックスな紺やストライプで、揺るぎなく素敵なもののはずでしょ。
別の部屋で着付けてもらってごたいめーん。
「やだ、ほんとむり。チャラい」
「え?!」
真緑で立派な龍が描かれた浴衣でした
そんなのあるのか。極道か。
すごくすごく期待してたから、
「こんなことってないわ。嘆かわしい…」
なんでお店の人はこの柄勧めたのよ、とずっと嘆いてた。。
それでも着こなしてた彼は凄いとは思うけど…はぁ。まったく趣味ではないけど首元は色っぽかったです。
どうやら丈が短いのばかりで、合うのが龍か般若か、だったらしい。
般若じゃなくてよかった。。これはこれでベストアンサーだったのかも。
そこそこ満員電車な中で起こった急ブレーキ。
一度は堪えてたんだけれど、2段階で千明さんの胸に飛び込んできた女の子がいて、おろろろ、となってた。
そのとき千明さんは全然支えてもあげないしで、紳士的じゃないなーと。
降りてから「支えてあげればよかったのに」「もー」と軽く文句を言っていたら、
「足踏まれて手はポッケだったんだよ」
と少し頬を膨らませてた。
千明さんの行動全てがメカラウロコ、で。
まさかそんな行動や返事があるとは…ってなる。なにが正しい、とかはないんだろうけどそれもひとつの答えなのか。
人には親切に、そう思うのは間違いじゃないけど、あたしは模範生であろうとしすぎて度々自分や近い存在の人を蔑ろにしてしまう。
だから今回のことだってもし自分なら無理をしてでもどうにかしてあげようとする。自分が無理をする。今回みたいに何もしなくたって、別にその人は転んで怪我をする訳でもないだろーに。
破滅的に優しいのだけど、千明さんは誰にでも優しい人じゃない。近しい存在の人にいつも向けられる優しさ。
「誰にどう思われてもいいんだよ」
帰りに気分が悪くなって電車で座り込むあたしを、周りの目も気にせずに介抱してくれる。
誰にでも優しいと思われなくてもいい、大切な人にそうであれたらそれでいいってブレない強さだなー
みんなに好かれなくていい嫌われる勇気、みたいな。そんなよく分からんことをゆったりした毎日の中でずーっと考えてる。