便利な点も多いキャッシング。
しかし、借りたお金の返済が滞ってしまうと財産を差し押さえられてしまうこともあります。
この場合、預金口座や給料が主な差し押さえ対象になりますが、給料を差し押さえられる場合、最大で4分の1までが対象となってしまいます。
給与は4分の1までなのに対し、年金はもっと問題で、年金の受取り口座を差し押さえられてしまったら、1円も手元に入ってこないということすら有り得るのです。
そのような状況に直面しないためにも、無理なキャッシングを行わないように気を付けましょう。
免許証や健康保険証など、本人確認できる書類があればキャッシングの新規契約が結べます。
ですが、希望借入金額が高額の方、あるいは申込申請者が給与所得者ではない時は、あらかじめ年収を公的に証明できる書類を用意しておきましょう。
具体的には、会社員の方などは勤務先から源泉徴収票をもらっておくと、間違いありません。
給与所得者でない場合は、課税証明書や、提出印が捺印された確定申告書の控えを準備しておきましょう。
学生生活といっても、学業以外のさまざまなイベントで急にお金が必要になる時があります。
そのような場合に便利なのがキャッシングですが、もし、いま20歳を過ぎていて少額でも収入を得ている場合、金融機関のキャッシングサービスでお金を借りることができます。
なお、学生ローンの中には未成年(18歳以上)でも融資をしてくれるところがあり、キャッシングに比べると低金利のところが多いです。
あるいは、クレジットカードを作って、そのキャッシング枠でお金を借りるという方法を選ぶこともできます。
しかし、どの方法を採るにしても、安定収入があることが前提になっています。
返済の見込みもない学生に融資してくれるのは闇金や違法な業者しかありません。
借入額は申込者の年収の3分の1までが限度とされる総量規制という法がキャッシングの場合は用いられています。
でも、この法律というのは消費者金融のフリーキャッシング、または、クレジットカードにおけるキャッシング枠を用いた借入で適用されるのです。
銀行を利用してカードローンで借入した場合、当てはまらないのです。
そして、借入契約がどのような場合でも、銀行から借りた場合は全部、総量規制の対象とはなりません。
いわゆるクレヒスは、キャッシング利用時には必ず確認されます。
クレヒスとは、「クレジットヒストリー」を省略した言葉で、その人の過去のキャッシング履歴が全て残されています。
キャッシングを行った後、ちゃんと支払いが完済できればあなたのクレヒスも良くなっていくため、これからのキャッシングの査定にも有利に働きます。
それゆえにクレヒスというものは重要性を持っているのです。
延滞にはくれぐれも気を付けて計画を立てて期日に間に合うように返済するのをお勧めします。