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部活が終った後、一旦教室に寄った。もう誰も居ないと思っていた暗い教室に入れば、机に突っ伏して寝ている坂田が目に入る。そのままにしとくのも何だと頭を強く叩いて起こせば、目覚めたと思った瞬間、ぐいと腕を引っ張られた。驚いて上げた顔に涙の跡が残って見えたのは、きっと見間違いだ。
毎年恒例の花見に来ていた。そして場所取り合戦も、最早恒例で。今年は何かと思っていたら、まさかの百人一首だった。頭に疑問符を浮かべていれば、目の前の男に煽られて。酒も入っていたせいか、すぐに始まったそれは殴り合いへと発展した。これが楽しいと思ってる俺は、きっと救えない。
性 別 | 女性 |