黒く滲む、雨ノ音

そうか、
やっぱはじめから私の気持ちなんて考えてなかったんだ
自分がただ卒業してもらいたいだけで、
私のつらさとか考えてなかったんだ

あなたが考えている間も私は学校に行かなくてはならないんです
そんなゆっくり答えを待っているなんてできないの
でも私は強く言えないから、いいよ、と頷いてしまうんだ


私が母に伝えたこと


もう学校をやめたい
もうつらい、なにもかも
はじめは通信制ならなんとか行けるかもしれないとかも考えた
だけどそれももう無理だと思う
もうなにもできない
つらい
この病気がなおるまでゆっくりしていたい
もうがんばれない
がんばることにつかれた
高校をやめることを認めてもらえるのなら、「今あるお前の楽しみをすべて捨てろ」と言われても文句はいいません
高校をやめたあとは病気を治して勉強して専門学校へ行くなりバイトをして生活するなりしたい
いい生活なんて、もうそんなもの望みません
だって、そんなものできるわけないんだから
あと2年なのだから、と思うかもしれません
でも私にとってその2年は地獄なのです
我慢しろと思うと思います
私だって我慢できるものならしたいです
でももう無理なんです
どうかこの決断を許してほしいです
甘えた考えだということはわかっています
ごめんなさい

別に私だってやめないで続けることのほうがいいことだっていうのはわかってる
でも、私はもう疲れてしまって、もう無理だ、なにもできない、と思ってしまって
そう思ってしまったらもう、やめないという方法を考えることなんてできなくて
私はいつだってママに自分の気持ちを強く言うことはできないでいて、ママが私に望むのならそれを出来る限りやりとげたいと思ってた
だけどもうそんな余裕もなくて、ただ今はやめたいということだけで、私のことを考えて続けようと言ってくれても
これはもう自分の中で決まってしまったことで、続けるという選択肢はもう私の中から消えてしまったのです


以上のことを伝えた


なんと言われても私は考え方を変えるつもりはない
母のいうことにここまで従わないのは人生で初めてだと思います

欝、ひどい
ああああああああああああ
死ねばいい

学校なんて行きたくない
卒業なんて出来なくてもいい
だから私をはやく楽にさせて

「卒業したいでしょ？」

だってさ、
別にもうどうでもいいです
私はもう疲れたんです
ただ、将来私があなたのお金で暮らすことにならないように
ニートなんかにならないように
あなたは学校に行けというのでしょう
それでも、それすらも考えられないほど、私は疲れてしまったのです

ごめんなさい
ごめんなさい
こんな風になってしまって
ごめんなさい

あと、2年
私をはやく解放してください
助けてよ
誰か
私を
助けて

オフとかイベントとか、
そういうのに行くことに
罪悪感がないといえば嘘になる
それでもそれをやめないのは、
つらさしか感じない生活の中に
楽しみというものを見つけてみたいから
ネットに入り浸るのは明るい自分を演じてみたいから
欝が結構きてるときは演じきれないけど

ああ、殺して、殺して

大好きなあの人に、頭を撫でて、大丈夫だと言ってもらえたら
どんなに幸せだろう
今日も私は涙をながしてあの人の名前を呼ぶんだ

最期はあの人の顔をみて死んでいきたい

2日連続で休んでしまった
でも、明日も行きたくないな‥
もうつらいし、だるくてしょうがない

私は、空っぽで、
苦痛しかなくて、
まるで廃人のようだ

もう明日も休みたい
行きたくない
こわい、つらいよ

欝すぎてなんかもう無理
すごく疲れる
あああああああああ
死ねばいいのに
なにもかも

楽しみってさ
それがあると
それまでの時間がすごく長く苦痛に感じるんだよね
楽しみがあれば頑張れるなんて嘘だ

なにもやる気がでない
学校にも、もうまともに行ける気がしない
ごめんなさい