「今日こそ言うって決めてん」


「なにを??」

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今日は久しぶりにさやかに会えるからあんまり寝れんかった....
やって何ヶ月ぶりやで?
ほんま楽しみ!!
今日こそ前から言いたかったこと言うって決めてん。普段あまり会われへんから。


.....って思ってたんやけど
待ち合わせの某テレビ局の楽屋に居ったら
さやかとみるきーがなんかこそこそ話しとってん。やっぱ気になるやんか......

そこで影で盗み聞くことにしてん。

「さやかちゃん....うちな、さやかちゃんが好きやねん.......」

......は?
いや、みるきーおかしいやろ.....

「みる......、いま......てん.....か、やから........な」

さやかなんて言ってるんかよう分からんし...

嫌や。もう帰ろう......。

「はるぴょん、ごめん。うち先帰るな......」

「うん、わかった」

そうしてうちは1人で家に帰った

15分後ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「やまだっ....遅くなっ....てってえ??山田は?」

「菜々ちゃんならもう帰ったで」

「はるぴょん.....なんで?」

「よう分からんけど、なんかショックうけとったで、早よ菜々ちゃんとこ行ってあげ」

「菜々ちゃん今どこおるん?」

「家に居るよ」

「やまだっ,.......」

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さやかにはやっぱりみるきーなんかな...
ファンの人から見てもさやみるきーって仲いいもんなぁ....

さやかはもううちのこと嫌になったんかな.....

そんな事考えてたら泣けてきた.....

「みるきーがええならきっぱり振ってや......」


「だれがみるきーがええって??」

「さやか.....?なんでおるん.....?」

「そりゃ山田に会うためやん」

「みるきーのとこ行ったんやないの?」

「......あれ見とったん?」

「みるきーに告白されとったやんか.....っ」

「やまだ?勘違いしてるん?」

「さやか....うちのこと振りに来たんやなかったん?」

「あんたのこと振るんやったら走ってここまでこうへんよ」

「ほんま?」

「ほんまやで」

「さやかぁっ......今日こそ言おうと思ってた......だいすき.........」

「やまだ、今日自分えらい素直やな」

「今日こそ言おう思ってたのにみるきーとあんなにこそこそされとったら言えるわけないやんか.......ばか.......」

「あたしにはあんたしか居らへんよ」

「さやかぁっ......」

「じゃああたしからも言うな?..........山田が大好きやで。」

「やっと言えたぁ......」

「ほんで山田は嫉妬してくれたん?」

「そんなんしてへん」

「してなかったら帰らんやろ」

「してへん」

「すき」

「した」

「素直でよろしい」


時間かかったけどようやっと言えてよかった.....
さやかのこと大好きやから信じよう。

「あ、そういえばあんときなんて振ったん?」

「みるきー、いまうち山田と付き合ってんか、やからごめんな?」

「ふーーーーーーーーーん」

「ほんまなんなん」

さやかだから許したろ。