セージ「ああ……夏だ……」

アーク「ところで龍の国の世界観としては、夏でいいのかな?もっとファンタジーな用語とか……」

セージ「……い、今は取りあえず。それに用語増やさない方が分かりやすくて良いじゃないですか」

アーク「世界観としてはどうかなって思うけどね」

セージ「あ、はは……。夏は食欲があまりわきませんよね」

アーク「そうだね……セージ君は食べ盛りだからそれでも食べてくれるけど、フラットは益々固形物を嫌がるし……あぁ、でもリュセハさんはあまり変わらないよね」

セージ「ええ……肉にがっついてましたね。朝から」

アーク「彼女の胃袋には畏敬の念すら覚えるよ。羨ましいとは思わないけどね」

セージ「あの強靭さは骨でも消化出来そうですよね……」

アーク「骨かぁ……いや、流石に骨は無理なんじゃないかな?」

セージ「でも出来そうですよね?あいつは身体能力から人間越えてますし!」

アーク「いくらなんでも骨までは……!?」

リュセハ「面白い話が聞こえたような気がするなぁ……?もっぺん言ってみろお前等……」

セージ「えっ、うわっ!?」

アーク「もしかして私もなの?」