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※夢現2(フレユリ♀)

※夢現1(フレユリ♀)

Love Sick1

物心が付いたときから君は僕の隣にいた。
それが当たり前だったのだから。
君は14歳年上の人を恋をしてしまった時に一時期となりを離れてしまったけど。
君が振られたと聞いて一緒に残念な顔をしていたけど僕は内心ホッとしていた。
何がともあれ君が僕の隣にいてくれるのだから。
そしてまたいつしか君は僕の隣から去っていってしまった。
同じ思いを志し、そして一緒に騎士団に入団をした。
しかし君は騎士団をやめてしまった。
君が騎士団に不満を持っているのは知っている。
それでも君に隣にいて欲しい。
それから君はギルドに所属した。
ギルドと騎士団は対立をしている。
君との距離が遠くなった気がした。
そして極めつけて君との距離がもっと離れたと思ったのは君が『代理で隣にいる』と聞いたからだ。
誰かと知らない代理だというんだ。
冗談なんかじゃない僕の隣は君しかあり得ない。
それに僕自身が君以外が隣にいることを許さない。
いつからか僕は君に恋をしているんだと思う。
そしてこれが初恋なんだと思う。
そして君は世界を脅かした星喰みを倒した。
厳密にいうと君の所属するギルドがだけど。
星喰みが消え去ってからしばらくしてから僕は君に恋をしていると告げた。
君に恋をしているのに気付いてしまったのだから。
君は冗談だろう?という顔をしたけど僕が必死に『好きなんだ!』と訴えかけると君は『付き合ってやるよ』と返事を貰った。
君は僕の部屋に遊びに来てくれた。
さすがにしょっちゅうというわけにはいかないけど…
いつも隣にいたあのころが懐かしい。
君が訪れる度に僕は『好きだ』、『愛してる』と愛を囁く。
口付けもしたりもした。
でも僕の心は満たされない。
ちゃんと君が隣にいない気がして。
君から僕に『好き』という言葉を聞いたことがない。
僕の『好き』は一方通行なんだろうか?
ユーリ君は僕のことをどう思っているんだい!?

※狂おしいほどに君が愛しくて1(フレユリ♀)

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