話題:メンタル
先日耐えきれなくなって早退しました。
その日の午後から、ある合同の講義があって、私はそれに出席したくなかったんです。
前に「ブサイク」と言われた講義がそれで、また言われるのが嫌で単位より保身をとりました。
担任に早退を言付けておこうと職員室に行ったら担任は欠席でした。近くの先生にその講義は来年もあるのか聞くと、「ないけど、どうして?」と問われ答えを渋る私に何かを察したのか、カウンセラーの先生がやってきました。
学校関係の方に打ち明ける気は更々なかったのですが、
いつまでも答えない私に先生が「理由を紙で書いてもらいます」と言うので、思ってることを打ち明けました。
悪口を言った子や、嫌がらせをした子の名前を聞かれましたがそれには答えませんでした。
(他にも落とし物を拾ったとき気色悪がられるとか、歩いてたら笑われるとか)
誰だって何か思うもので、口にするかしないかで大きく違うけど、私がここで彼らの名前を挙げるのはそれと同じことだ。
全部打ち明けたあともすっきりはしなかった。
「他人は思うほど君を気にしてない」
この言葉で励まされるほど、私はもう真っ直ぐな人じゃなかった。
それを、「いじめをした人は、いじめられた人の気持ちはどうでもいい」とう風に受け取ってしまうのです。
翌日、担任にその話がまわり、「人は人、自分は自分だ」と言われました。
先生は『ブサイク』だって言われたことあるの?私の一番つらい言葉はそれなんです。
その時カッとなりましたが、少し考えると、担任には関係のない話であり、20歳前後になって対策を一緒に考えてもらっても可笑しい話なのです。
私の言おうとした言葉とその行動はただの八つ当たりです。
だから何も言いませんでした。
結局、慰められても、叱咤されても腹を立てたのだと思うと、自分の道理のなさに呆れるしかありませんでした。
「何かあったらおいで」と言う担任に、「ありがとうございます」と言って別れました。
打ち明けたことを少し後悔しています。
学校を出た時は今のように冷静ではなくて、泣きながら家に帰りました。
マンションのざらざらした外壁を見たとき、心の内が落ち着かなくて、私はそこに手の甲を添えて、執拗に手首に傷をつくりました。
ヒリヒリとした痛みが気持ち良くて、残った傷と流れる血をみて高揚していました。
我に返ったのは部屋に入ってお皿を洗った時です。傷口に水が沁みて、急に冷静になりました。
赤くなって血が滲んだ皮膚をみて、その時どう思ったかは覚えていません。
傷は昨日の今日でまだ残っています。決して大袈裟なものではありません。触ると痛いくらい。それを見てるとどうにも落ち着くので、きっとまたつくってしまうと思います。
やり方が間違ってると思う。どうして思い立ったか分からない。でも私にとって、これが精神安定剤。きもちいい。
今日は実家に帰ってきます。
追記から拍手の返事を書かせてもらいます。