円上の公園は遊具が無い
ただ公園と皆が認識しているだけ
遊ぶ事なんか無いけどきっと
寄生虫がざわめいていて賑やかなの
太陽も昇らないそこは
まるでパラレルワールド
本能のままに従うしかないから
素足を絡ませるわ
鮮やかにまるでしたたかな鳥のよう
虚ろな言葉が反響するだけで、
この世界には私しか居ないの
帰るすべを忘れた振りをして
王子様が迎えに来てくれると信じ
また今日も無い遊具と戯れる