スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

病めるアイドル。

やっぱ1833書けません…!ディノロマが関の山!ランキングさん、1833書けないから、また説明文変えねば…!仮病つかって、帰ってきたったwww眠いから、昼寝しよ…。

代表(+お知らせ!)

スマホの待受画像を、代表(中田裕二さん←椿屋四重奏のボーカルの方)にしました。あと、シティが終わりましたら、サイト名を変えさせていただきます。「星屑キック」になるかな?キャンディクラッシュ楽しいいいいい!無課金であの面白さ!そら、ハマるわ!寝ます。っていうか、毎日更新とか暇すぎて(ヽ'ω`)ですね!閲覧者様、ドン引きしてるわ…。ついでの様で、申し訳無いのですが、拍手ありがとうございます!皆様の優しいパチパチで、僕、満足!まっまっ…一本満足バー…どうして無くなったし…。無言で悪いなんて思わないでくださいね!いいんです、自己満足で出来てるんですから!では、また今夜☆

pixivさん。

あ、忘れてたのですが、私のpixivIDはこちらになります!http://www.pixiv.net/member.php?id=1781967
前ジャンルとウシジマくん(高丑が主)と、ボツが入っていますので、気になる方はどうぞ!高田さんに甘いよね、社長。映画めっちゃ戌丑らしいから、期待してもいいよね!まだ、体調が万全ではないのですが、資格(介護)の為に必要な物を買ってきました。そごうさんも三越さんもとても感じが良くて、良かったです!そごうさんはロフトさんが入っているので、見てるだけでも楽しいです。では、また明日!

照れ屋な彼のセリフ3。

元気だよ!もう完治したんだけど、暇すぎるんよ…!ってな訳で記憶喪失ディーノさんと拾ったロマーリオのお話。大分ブランクがあります…!

【3.なんつーか、その、】

「海行かね?俺、何か思い出せそうかも…」
「いいが、冬だぞ?」
「無理心中かと思われるかもな」

涼しい顔して、誘ったつもり。
服は、ロマーリオから借りてる。
俺は、コートをもぞもぞと動かし、日曜の空いた電車で、手を繋ごうとして、諦めた。
だって、もしも俺が―…だってバレたら、ロマーリオの立場というものがあって、元に戻る日というか、厳密に云えば、俺は記憶喪失を装っているのだし。

「服、買いに行くついでに、海行くか」
「プリン食べたいなぁ」
「ん?ああ、海沿いにコンビニがあった筈…海か…」

なんか、嫌な記憶があるのかな?
少し曇った顔になる、ロマーリオに、俺は掛ける言葉が見つからないよ。
弱いのだと思う、でも、抱いてしまったのは、暖かな感情。
いつしか、暖かさではなく、この身を焼くものになってしまって、沈下活動に必死になる。
惹かれてはいけない。
それなのに、神様は何も禁止していない。
だから、いいだろう?
出来ない約束は嫌いだった。
電車に揺られ、海につく。
浜辺に座って、一緒にプリンを食べる。
同じものを食べている事が、まるで奇跡のようで、嬉しい。

「美味いか?」
「うん、ロマーリオは甘い物…好き?」
「ああ、酒も飲むが、甘いもんも好きだぞ」
「そっか」

会話が其処で途切れ、俺は、プリンの容器をゴミ箱に捨てた。
ロマーリオの事、全部知りたいんだ。
其れを云うには、臆病過ぎて、でも、その心に触れてしまうと、気さくなおっさんで、飾り気のないものの、さっぱりした性格をしている。
其れがどれだけ、俺の心を苛んでいるか、って知ってる?
まだ会って、二日目の俺には、そんな感情を持つ権利なんて無い。
恋をするのに、権利なんて無い。
遅すぎる事は、承知の上。

「海、冷たい?」
「ああ、冷たいな。寒くないか?」
「平気…。ロマーリオは…俺がどんな人間でも…」
「ん?」
「何でもない!」

マフラーをふわりと、掛けられる。

「寒いだろう?帰ろうか…?」
「待って…そのさ、ロマーリオ、俺がもしも…もしもさ、記憶が戻って、凄く嫌な人間になったとしたらさ、嫌いになる?」
「そうだなぁ…」

歩きながら、思慮に入ったのか、ロマーリオの手を掴んで、ポケットに一緒にツッコむ。

「どんなディーノでもいいさ。犯罪者だろうと、何でも、その…なんだろうな…この感情…」
「名前、教えてやろうか?恋、だな、其れ」
「其れは無いだろう。同性で歳も離れてるんだぞ?」
「でも、今、言い淀んだしさ」

ロマーリオったら、頬まで染めちゃってかわいーの。
四捨五入したら、四十になる癖に、初心で可愛い。

「待て、考えさせてくれ。お前の正体を知りたいんだ。何か、アテになるものは無いのか?」
「だからさ、知りたいって感情が湧いたら、それはもう、恋だな」
「…ディーノ?」
「俺も…お前が好きだから、分かるんだ」
「会って2日しかたってないのにか?」
「実は、俺とお前さ、一度だけ会った事あるんだけど、覚えてない?」
「…何処で?」

怖かった。
心の奥に引っかかった、魚の小骨の様だと思う。

「お前が勤めてる会社の、取締役社長」
「…え?じゃあ、あの坊っちゃんが…?」

ロマーリオは、記憶を辿っているのか、歩きながら、その正体に驚いているだろう。
俺と繋いだ、手もお別れ。

「じゃあな、ロマーリオ」
「ま、待って、ディーノ…」
「お前が知れた事で、益々好きになったよ。でも、もう駄目だ。俺は、お前の傍にいたら、お前をどうにかしようと思っちまう」

でも、最後に一度だけ、いや、最初かもしれないけど、キスしたい。
今頃、会社は大騒ぎだろう。
チクリ、とした髭が、ロマーリオとキスしているという感触なのだ、と思うと、胸がキュンとした。
どんなキスでも、この履歴だけは忘れられないだろう。
俺は、呆気にとられてるロマーリオを置いていく。
さようなら、俺の恋した人。
続きがあるというのならば、俺を酷い男だと罵って欲しい。
カラメル味のキスを、思い出していければ、俺は、それで満足だから。

続く!

すみません…!

季節の変わり目故か、インフルになりました…!ゆっくり養生します。一週間程、留守に致します。何か、ご用事ございましたら、各種連絡ツールよりお願い致します。では、おやすみなさいませ。
前の記事へ 次の記事へ