09********************
*そうやって気まぐれに心を掻き回さないで。
*狡いよね。
*明日なんかいらない。
*なら期待させるな。
*求めよ。さらば与えられん。
*畜生、こんなに好きなのに…ッ!
*そりゃないでしょお姫様。俺じゃねーの?
*あんたを悦ばせる術なら俺…なんでも知ってるよ。
*私が触ったら怒るくせに。
*じゃあ、泣くな。
*君が悲しむから、空が泣く。
*誰も傷付けたくないんだ…。
*わざとらしく寝ぼけたフリなんてするな。
*なぜあのガキを受け入れた。俺でも試してみればいい。
*いつもと違うから。―いつも?俺はいつもこうしたいって思ってた。
*美しいだけではないな…。
*どうしたらいいか教えてくれ。アンタほどキレイな女見たことないんだ…。
*それでも僕は、君を愛してる。
*君は誰よりも自分を嫌っているから、君を好きだと言う人[ボク]を信じられない。
*俺は欲張りやから、君が見てるもん、考えてるコト、全て知っときたいねん。
*地位とか名誉とかそーゆーもん全部。俺が持ってるもん全部捨ててでも、君が手に入るなら、それも悪くないと思えた。
*俺はお前のそんなところも とても愛しく思うよ。
*気付いてなかったのか!?アレはどう考えたってヤキモチだろーがっ!
*てめー、俺がそういう奴だって知ってて好きになったんだろ!?そんなん俺に求めるくらいなら最初から好きになんなよ!
*私は貴女の側にお仕えするだけの理由が欲しかった!
*貴女は自分の魅力に気付いていない…。
*“愛”なんて言葉は、簡単には口に出せないから。
*……っ、一人に、しないで……っ!
*どうでも良かったんだ、他のことなんて全部。君が笑っててくれるなら。
*……意地悪。
*―悪い。今のは忘れろ。
*何が欲しい?―何もいらない。…ただ、抱き締めて。
*余裕なんてない。こんなに必死なのに。
*降り注ぐ火の粉の盾になろう。
*どうすんだよ。こんなに好きにならせて。
*この甘い香りがどうしようもなく好きなんだ。
*騙されたとか、裏切られたとか、そういうんじゃないんだ。
*そのムダに整いすぎた顔を俺に近付けるな。
*大切すぎて触れられない。
*もしかしてそれ、ヤキモチ?
*お世話になってるようだね。
*そんなこと言わないでくれ。君以上に大切なものなんてない。こんなに人を愛しく思ったことがないんだ。そんなふうに困らせないでくれ。
10*********************
*その程度の“好き”で、
*他人を拒絶して生きてるくせに、肝心なとこはがら空きで。
*“気の毒”だと?言葉の意味をわかって言っているのか?
*戦いの天才。
*俺しか見えなくなればいい。
*ああいう“本気”なコは駄目だ。
*涙って、こんなに綺麗なもんだったのか。
*な、ななな舐め…ッ!!―ああ舐めたよ。
*天使ってのは、みんなあんな風に美しくできてるんだろうか。まるで、神に愛されているような…
*お前今、色っぽくて大変なことになってるぞ。
*触らないでください、先生。
*感情のない笑顔。
*だからキスは控えてたのに。―もう、苦くないだろ。
*用意がいいな。−君はすぐ怪我をするから。
*その無駄にデカい図体でときめくな!
*相変わらず美しいな。私の隣は君こそ相応しい。
*その声で違う男の名前を呼ぶのか。
*涙を見せないように、俺の胸に顔を押し付ける仕草を、とても愛しく思った。
*嫌だよ…俺以外の奴になんて抱かれないで。
*据え膳食わぬは男の恥。
*俺は最低のクズ野郎だ。
*駄目だ。−好きになる。
*ひどい冗談だ。
*誰も俺をそんな目で見ないよ。−だといいんだけどね。
*もう駄目だ。これ以上は駄目だ。彼女に、本気になってはいけない。
*この世界で生きていくには、アイツは綺麗すぎる…。
*まるで神に愛されているような、
*誰にも渡さない。アレは俺のものだ。
*そんな目でみておいて、何もないわけねーだろ!
*誰の、せいだと思う…っ!
*判ってくれ。お前が大切なんだ。
*なんでこんなに喉が渇くんだっ!?
*誰でもいいんだろ?なら俺でいいじゃん
*もっとちゃんと食えっていつも言ってるだろ!?
*お前の口からそんな言葉が聞けるとは思わなかったよ。
*傷口を抉って、君の愛で塞いで。
*あの人にだけ、「好きだ」とか言わないのは、本当に好きだからでしょう!?
*狡いよ、そんなの出来る訳ないって知ってるくせに。
*だから言ったでしょ?俺なんか好きになるからだよ。
*ねぇ、気付いてよ。これは俺が口に出しちゃいけない思いだから。
*知るかよ。わかっちゃったんだもん。
*俺だって人間だぜ。下心くらいあるさ。
*あら、気付かなった?彼今、見とれてたでしょ?
*お前が俺の側に帰ってこないのは、アイツのせいだ。
*そこまで潔癖にならなくてもいいのに。
*ハーフ。
*どうりで。綺麗な目をしていると思った。