03********************
*ただの傷の舐め合いでもよかった。私が持つ痛みを、彼も同じように抱えていて。その弱くて美しい彼が、どうしようもなく愛しかった。
*アイツが好きなのは、“芸能人の俺”。目に見えて判る事実に、俺は気付かないフリをした。
*そうやって、ボクを置いていくんだね…。
*もしかして、○○さんの好きな人って…ッ
*どうして君はそんな風に、何も無かったみたいに笑えるんだ。
*どうして君はそんな風に、命を燃やすように人を愛せるんだ。
*0ゲームで勝てる恋じゃ本気にもなれない。
*酷いのはどっちだよ。俺の気持ちに気付きもしないで。
*どうか 貴方を好きなこの気持ちまで否定しないで。
*なんでお前はそう頑固なんだ!ちったぁ俺を頼れよッ!!
*“イブ”素敵な名前だね。ただ一人の男を愛し、世界を愛すひと。
*君には触れない。アイツが大切にしている君を抱けない。
*貴方の腕に狂いながら壊れてしまいたくなる。
*その言葉を聞いてしまったら、もう元には戻れない。ずっと気付かないフリをしてきたのに。
*どうすれば君のように、世界を愛せる?
*どうしてお前はそんなに 綺麗なままでいられる?
*アイツとはもう切れたんじゃなかったのかッ!?
*そんな『訳がわからない』みたいな顔をするな。傷付くだろ?まさかお前、本当に気付いてなかったのか。
*信じるより疑う方が楽だ。愛するより憎む方が楽だ。
*君が居ないこの部屋は、どうしても落ち着かない。君を思い出にしてしまわないで。
*裁かれる時が来た。
*つくづく君は、ボクを甘やかしてると思うよ。そうか?
*知ってるでしょ?ボクは逃げ出したんだ。
*俺だって、なんでお前みたいなバカ女好きになったんかわからんわッ!
*アイツはただ、愛され方を知らないだけなんだ。
*これは、拭いきれない罪の証なんだ。
*私、欲張りなの。
*嘘吐き。そうじゃない、だろ?
*俺らの意味って?生まれてきた訳って?
*俺と不倫しませんか?
*何処まで私を傷付ければ気が済むの。――君が俺しか見えなくなりまで。
*魂までも喰らい尽くして。
*なんで来たのさ。お前が泣いてる気がして。はっ安いドラマじゃあるまいし。
*その境界さえも曖昧で。
*フってくれたらいいのに。
*抱いてくれたらいいのに。
*こーゆーの、有耶無耶にするの得意だから、俺。
*泣いて縋って、
*可愛いな。ッ///本当にあの子可愛いよね!…判ってるくせに。お前だよ。
04********************
*弱ぶるな。腹が立つ。
*猫みたい。
*誰もボクを見ない、誰もボクを必要としない世界で、
*俺を好きになったらええやん。
*この温もりに甘えてちゃ駄目だ。
*お前は本当にそういう顔をするのがうまいな。そんな顔されたら怒るに怒れないだろ。
*勘弁してくれ。なんだこの可愛い生き物は。
*この私を、その辺の女と一緒にするな!
*どうして俺がお前の恋を応援すると思う?…君は優しいから。
*そんな風に、急に、『男の顔』をして。
*まるでかぐや姫だな。お前本当は、欲しいものなんてないんだろ。ただ愛されるのが怖いだけ。
*お前はそれでいいのか?…じゃあ他に選択肢があるのか?
*お前こそそれは本気か?俺のものに手を出したんだぞ。理由が他に要るのか。
*全てを受け止める気なんかないくせに。
*致死量の愛で、
*どれだけ抱き締め合えば、淋しさを捨てられる?
*私を愛してなんてくれないくせに。
*あんなガキにお前は、そんなこと求めちゃうわけね…。
*抱き締める度に離れがたくなるのは気のせいだろうか。
*君の言う『イタズラ』が何の事か判るから嫌だ。
*俺以外の奴の前ではあんな顔で笑うのか。
*これだけのことで熱をもってしまうこの身体が憎い。
*これが欲しいんだろ?―違うよ。俺が欲しいのは貴方だ。
*お前の気持ちは直球すぎるんだよ。
*自分が誰かの代わりにされてるだなんて、思いもしなかったの。
*やめてくれ、自分を許せなくなる…。
*貴方は『そんなこと』だと笑ったけれど、
*真面目すぎるのはダメですか?
*俺を覆って余りあるその力強い腕が、
*たまには期待させてくれてもいいんじゃないか?
*さっとフってよ。―振らせてくれるのか?
*その背中に思い切り爪をたててやった。
*お前は本当に嘘が下手だな。もっと上手く騙してくれたらいいのに。
*ほら、息。ちゃんと吸って。
*居たのか。―居たよずっと!―(もちろん知ってるさ。ずっと見てたんだから)
*君は、最低だ…っ。
*そこまで判るなら判って欲しいな。
*君の傷は今も癒えないままなの?
*それくらいにしとけよ。もう見てられない。
*どうして、今にも溢れ出しそうなこの想いが貴方に伝わらない。
*なら、俺を好きになって。
*強情だな。
ふざけるな!
いや、寧ろ今この状況でふざけてるのはお前一人だぞ。
*心が千切れそう。
*自分だけ責めないで。