話題:ムラムラ


引き続き
ホテル勤務の人間ドラマの人間様


俺が入社してから
3ヶ月後
ホテルの土産品を管理したり販売したりする職種に途中入社してきた女性の姿が


俺が働くフロント前
その場所
そこが彼女の働く場所

初めて来た初日
仕事に入る前に挨拶しに来た彼女

俺より1つ上の年齢で
それよりも






胸が大きい
ショートカット
笑顔が可愛い






俺の心も股間も
反応した彼女が入ってキターーー



これは俄然
働く意欲も湧いてきて
先輩の女性からも
彼氏が今は居ないらしいよ〜なんて
悪魔の囁きも



そんな彼女と出会って3日目の夜

従業員の食堂にて
仕事が終わって
俺は1人で晩飯を食べていた時

な、な、なんと
その彼女も仕事を終え
食堂へ入ってきた

2人きりの社員食堂

彼女の方から声を掛けてきた

『その前に座って食べて良いですか?』

こんな絶好のタイミングなんて
こんな最高のシチュエーションなんて

興奮を抑えながら
どうぞ
どうぞと

お互いに軽く自己紹介を済ませ
ちょっとばかし先輩の俺は
ホテルの出来事やら
ホテルの人間関係やらをレクチャー

彼女も
若い人が少なくて寂しいから
同年代のJAN君と話せて嬉しい〜なんて

更に聞けば
明日は俺と同じように仕事が休みと言う

これは今から飲みに行かなくちゃの神様からのプレゼントだろうと

誘おうとした瞬間
食べ始めた彼女を見て
固まりました
凍り付きました







妖怪でした



食べ方が
妖怪でした



その晩に出た夕飯メニュー


クリームシチュー
ご飯
カマスの焼き魚


彼女の食べ方


焼き魚を箸で持つんじゃなくて
手で持ちながら食べ
その使った指を制服の裾で拭く事を繰り返す

シチューも
スプーンを使わず
皿を持ち上げ
ズルズルと音を立て飲む事を繰り返す

ご飯も食べられなくなったからと
手を付けてないのに
生ゴミを捨てるポリバケツへ躊躇なく捨てる



嗚呼〜
妖怪って存在してるのだな〜と

食べ物を汚く食べる人間は大嫌いなので
俺の淡い夢は終わりました


翌日から俺
完全に完璧に彼女を無視して生きてました