昨日・今日は社大福祉フォーラムに参加してきました。

単位の一部になるのですが、少しでも自分の糧になることを聴けたらいいなという意気込みで参加しました。

 

土曜は午前のみの参加でした。開会式から教員の方の研究報告まで出て、帰宅。

日曜は、意思能力にハンディキャップのある人へのソーシャルワーク実践・気づきを促す援助・ソーシャルワークの機能に関する実践的考察(2・3番目については子ども関係)を午前中に聴講しました。

午後は、本命の精神保健福祉士の実践を聴講しました。これについては聴講と言うより、参加型だったのですが。グループで、OGOB・教員の方を交えて、話し合いをしました。ここにおいては、特に自分の中で刺激が大きかったので、ここに書き留めておきます。

 

私のグループで話した主な内容

・認知症による問題行動により入院した方が、重度の問題行動を起こした場合の対応

・精神病院でのPSWの仕事内容

・精神病院内でのPSWの位置づけ

・地域でPSWとして働く方の仕事内容

・問題行動(わがままなど)への対応をどうするべきか

 注意するのか・他に専門スキルがあるのか

・働く中での自身のメンタルの切り替え・リフレッシュ法

・地域でPSWとして働くことの魅力

・これからP課程に進むにあたり、必要なことはあるのか

 

この中で盛り上がったことは、PSWには専門性がないということでした。医師や看護師のように業務独占ではなく、名称独占である。良くも悪くも中途半端で、各専門職間の交通整理のような役目。中身が伴いづらい。といった話を頂きました。地域でPSWとして働く方は、その人の生活全体を支えるため、PSWって何?私は何をしているの?と悩むことが多いそうです。ただし、これは逆にPSWの強みでもあるとのこと。『これをしてはいけない』などの規制があったら、全然動けないという意見も出ました。

私は、地域でPSWとして働けたらいいなと思っていたので、この話を聞いて、なぜこの方はPSWとして地域で働くことを選ばれたのか疑問に思いました。そこに魅力ややりたいことがあるから、その仕事を選ばれたはず。思い切って、質問すると、『発症するところ・入院したとしても結果的に戻ってくるところ、どちらもその患者さんが生活する地域である』と返ってきました。私のやりたいことをそのまま言葉にされた感じでした。

また、問題行動(わがままなど)への対応をどうするべきかという質問に対して、学部1年を中心に話し合い、現場で働くOBOGさんの意見を聞いたりもしました。

ちなみに、他のグループでは

・人として利用者さんと向き合うこと

・施設や自らのストレングスとの向き合い

・理想と現実の違い(でも理想は大事!)

・べてるの家(本)

・退院支援

・地域格差

などについて話し合っていたそうです。

 

私たちのグループは学部1年が多く、QA方式での進行だった一方で、学部1年がほとんどいないグループでは専門的な内容についてかなり白熱していたところも・・・。どのグループの内容も興味深く、もっと詳しく聞きたかったくらい。

現場で働く方の生の声を聴けるという貴重な時間を通して得られたものはとても多く、参加してかなりの満足感とやる気に満ち溢れる私。

 

今後もボランティアだけでなく、こういう場にも積極的に参加したいな(^^)

というわけで報告はこんなかんじでおわり!

おやすみなさい。