何故あの時、起きなかったのか
起きずに寝過ごしてしまったのか
徹夜明けで乗った始発電車
降りる駅を寝過ごして辿り着いた先は
とても奇妙な世界でした
電車のブレーキにガクリと首が動き
起きた電車内には慌てて辺りを見回しても自分しかいない
さては終点まで来てしまったか
そうなら誰もいないのは納得
今いる駅の確認をしようと視線を窓へ
…暗い
確かに朝焼けの中電車に乗ったはず
なのに何でまた夜になっているんだ
ああ、これは夢か?
そう思い左腕の腕時計を見下ろす
時間は6時過ぎ
朝、の、
瞬間、ぞわりと鳥肌が立つ
嫌な予感がする、理解不能な現象に恐怖を感じ始める
せめて誰か、自分以外の誰かが一人くらいはいるだろうと、前の車両、奥の車両を連結部分の小窓から窺い見るも、誰もいない
ただ一人、私がいるだけ
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続く?
※寝過ごしそうだったので、起き続けるためにMAXに眠い頭で漠然と書いた文。只今帰宅。そして寝る