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羨ましい

inフッタン宅




鳶チャンが嫁のクリスマスプレゼントをどうしたらいいか聞かれて



「話逸れるんだけど、昨日、中学生の子が彼女へのプレゼント選びにきたんよ」



と、脱線させ



『中学でお前の店行くってなかなかリッチだな』



私のいる店、気持ち高い商品が多いのよ



「でしょ?一緒にいたお母様と冷やかしながら選んで楽しかった」

フッタン『やな店員だな』

「うっせー!でも、一個一個慎重に選んでて可愛かった」


大概、ギフトでくる男性は


【これ下さい】って、ディスプレイしてある私が選別したギフトなん


まんま持ってくるのが当たり前になってたからさ、一つ一つ選ぶのが新鮮だった


「ボディクリーム一つでも、一個ずつちゃんと香り見て選んでたん」


これは、彼女が好きな香りじゃない!って言いながらね



「それ見てたらさ、彼女の為に選んでる!って感じが伝わって金額じゃないんだなあって思った」

フッタン『お前は金の亡者だもんな』

『最近エケコに煙草さしてんのは年末ジャンボの為だもんな』

鳶『お金かかる女って嫌だなあ…』

「お前らな!」



でも、反論出来ない



が、言い訳さして!


欲しいもんは自分で買ってるもん



集った事無いもん


まあ、つまり


「プレゼントって金額が重要ちゃうんよ。その人の為に選ぶ事のが大事なんよ」

鳶『サマンサの鞄がいいってリクエストされてても、嫁の為にアディダスのスポバ選んでも怒らない?』

フッタン『確かにスポバなら大容量だな』

『嫁さん、いっつも荷物多いしいいやん


や、良くねーだろ



私、余計な事言ったかな



ごめんね、鳶チャンの奥さん(笑)

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