小さな月光華

オヤカタさん→騎士団長

懐定→専属看護師



「逃げるんだ、―――！」

「いやだ！………が、まだ！」

「行くんだ、―――。ボクに構わずに」

「いやだ、離せよ！まだあの人が！行くな！！」

「振り返るな、―――。さようなら」

「………！！いやだぁぁぁあ！！」


(個人的には、ここで、お姉さまがお書きになったあの文に繋がったら面白いかもしれない)


飛び起きたら、そこは見慣れた部屋で。
夢に出てきた青年が、愛しいあの方に似ていたことが、寂しさを酷く煽った。

「…ぁ………―――さん……」

左胸のブローチを、優しく握りしめ、かぼそく呟く。

「早く、早く帰って来て下さい……」

涙が、堰を切ったように溢れ出した。

「愛しています。……愛してる……」

あぁ、どうしてくれようか。
涙が止まらないではないか。


(ねえ？どうしたんですか？今、どこにいらっしゃるんですか？傍に、居てくださるんじゃないんですか？)


「カネサダ……」

遠く青い空に、淡い桃色の風船が、ゆっくりと泳いでいた。



息子様を勝手にお借りした挙句、ワケわからん文章になりすみません。
妄想、非常に申し訳ないです！


オヤカタさん、誕生日おめでとう！！
アヴァ懐は、記念すべき二番目の擬人化カップリングなんですよね。(一番目は皇アレ)。

あ。コイツラ、結婚記念日どうするんだ！？

なんて思ったり。


っつうわけで、オチなし！！
おやすみなさい！