もう過去にしてしまった彼にこれ以上、私を知らせる必要はないと思う。

あの当時、お互いの気持ちは重なったのは間違いないけれど、間違っていたのだから、

もうお互い様子がわかるようではいけないと思う。

ブログ上の友だちには戻れない。
私はそうだから。

ごめん、いつかブログを再開するまで待ってと言ったけど、あれは嘘だった。

しっかりしないと
子どもが見てる。

私はこれから恥ずかしくない生き方をしたい。

ふっと 彼に自分を知らせたくなるけど、グッと堪える。


「過ぎてしまえば、すべて過去のことなのだ。

消えてしまわない過去なんてない。

どんな痛切な過去も、生きてさえいれば、別のものに形を変える。

歳月が変えるのではなく、生きつづけた人の心が、重い過去をほぐしていくのに違いない……。」


今の私の苦しみもいつかは形を変えるのかもしれない。


このまま心を殺したままでいようと決めたけれど、いつかほぐれるのかもしれない。

でも、夫にされ続けていることが真実であれば、許すことはできない。


ただただ、子どもが大事で、今はとにかくしっかりと子育てに専念する。

今までの分を取り返す。

あと数年で大人になってしまうけど、子どもと一緒に生きたい。

しっかりとした大人になって欲しい。