切手は紙でできていますから思ったよりも扱いに注意が必要なものです。
中でも特に、温度や湿度に弱いので、高く買い取ってもらうためにも注意して保管する必要があります。
ストックリーフやストックブックを利用して、直接日の当たらないところで保存してください。
湿気も避けて保管しましょう。
もしも、切手を買い取ってもらおうと思う場合、「記念切手や外国切手のように希少なものでなければならない」というわけではありません。
一般の切手も買い取られており、かえってその他の切手以上のレートで扱われていることもあるくらいです。
そのなかでも、元々の切手料金が1000円だったり、あるいは、普通によく見られる82円の切手シートは、ビジネスの世界においてはよく売れます。
消費税が高くなった場合、普通に使う切手の額面の価格も変わってくるので、通常の切手は最新のものであった方が、高く売ることが出来るのです。
集めた切手を買い取ってもらう時に気になることといえば買取価格はいくらになるのかということでしょう。
特に人気のある切手では高い値段で買い取られることが多いので、出来るだけ高値で切手を買い取ってもらいたいのなら、市場ニーズをきちんと理解したうえで提示の買取価格が妥当かどうかを見極める必要があります。
長期間にわたって、継続して切手を集めている人にしてみると、業者に売りに出すのは、自分の子との離別のような気分になってしまう可能性もあります。
どちらにしろ手放してしまうのであれば、出来れば高く買い取ってもらえるところへ探した方が賢明です。
そうした方が売りに出される切手にとっても本望だろうと思うからです。
大体の切手買取業者は、通称プレミア切手という切手の買取も承っています。
「プレミア切手って何?」という人も多いと思います。
これは、明治、大正、昭和戦前戦後の頃の切手のことで、「見返り美人」とか「月に雁」というものがよく知られています。
とてもレアなものなのでたとえシートでなくバラだったとしても高価格での買取になる可能性もないとは言えません。