大体の切手の買取においては、買取してもらう予定の切手を持って業者に赴くという方法が主でしたが、ここ数年ではニーズに応えて買取の際の出張や、宅配も行う業者もよくあります。


買い取ってもらいたいような切手が多数あるとき、わざわざ店頭に持っていくのは大変です。


それだけでなく、店から離れたところにお住まいの方は時間も交通費もバカになりませんので買取のために出張や宅配を利用した方がいいと思います。


切手を買い取ってほしい時、バラよりもシートの状態の方が高値が付きます。


そうでなくとも、万が一、「バラの切手ならたくさんあるんだけど」という時に、高値で売る技があるのです。


その方法は簡単で、ただ台紙に貼ってしまうだけでいいのです。


同じ切手50枚、そしてA3サイズの紙(A4二枚貼り合わせでも可)さえあれば出来る方法です。


切手をそれに縦5行、横10列で貼りさえすればいいのです。


単にこれをするかしないかでレートが10%も違うことが考えられるのでいつかのために忘れないようにしてくださいね。


一般的な切手買取業者においては、プレミア切手という呼び名の切手の買取も承っています。


念のため、プレミア切手について説明すると、明治・大正・昭和戦前戦後の頃に作られた切手のことで、有名なのは、「見返り美人」や「月に雁」というようなものです。


とてもレアなものなのでシートではなくバラになっていたとしても高価買取が実現する事も十分あり得ます。


周知の事実ですが、切手はあらかじめ、郵便物に使う時のような大きさにバラされて一枚ごとになってはいないのです。


元は何枚かの切手がまとまった状態の切手シートの形でプリントされます。


切手の買取の際は当然、切手シートになっている状態でも買取可能で、バラ切手での買取よりも高価買取が実現しやすいでしょう。


切手のうち旧価格の物を持っていて、新しい価格の切手に換えてもらう時にはその差額だけではなく、別に手数料を支払う必要があります。


10円以上の切手では、手数料は1枚当たり5円かかり、10円未満の切手では、二つを足した額の半分が手数料となります。


新規に購入してしまった方が、得だということもあり、下手をすると切手を買い取っている業者に売ってしまう方がいいという場合もあるようです。