こないだ買ってきた
紫村 仁さんの「4Girls」を
読みきりました。
前作の「プシュケの涙」シリーズが
大好きだったので
買ってみたのですが…あたりでした(^ω^)
追記からその感想を。
ネタバレ注意!
4つの短編集なのですが
私のお気に入りは「scratches」と「サブレ」
まず「scratches」は
なにより「プシュケ」とリンクしてたのに
テンションが上がった!
まさか由良くんが出てくるとは。
由良くんは「プシュケ」シリーズの主人公で
変人で飄々とした絵描きさんなんだけど
これが私の脳内での銀さんと
ベストマッチというか、
私が美術部パロを考えるとしたら
銀さんはまさに
こんなキャラになるだろうな、みたいな。
「プシュケ」も脳内で銀魂変換して
楽しんでました。←
ほんと残念な脳ミソであるorz
話を戻しまして
展開も設定もありきたりなんだけど
引き込まれるのはやっぱり
セリフのテンポとかが
すごく好きだからなんだろうな。
高校生っていいよね。
通ってる間は思わなかったけど
卒業してみるとその良さを実感する。
まぁ今も学生なんだけど
掃除当番とか制服とかクラスとか。
そういう言葉の響きに
なんだかムズムズする。
ちょっぴりセンチメンタルになる。
なんでだろうね(笑)
「サブレ」はいろいろ凝縮されてて
切ないような温かいような余韻が
堪りません。
主人公とミナモさんの関係性がすごく好き。
お互いのこと何も知らない。
くだらない話をするだけ。
でもそれが拠り所になってる。
あと女の子の中でよくある関係性とか
すっごい共感!
仲良く振る舞ってるのに
その裏で悪い噂とか言ってるみたいな。
私自身そういうの大嫌いなので
そんなグループにいるくらいなら
一人でいてやるさ!みたいな奴なので
トラブルはなかったのですが
友人がとても悩んでたことがあったので。
そういうグループに限って
抜けにくいんだよねー。
女の子って時折めんどくさい。
まぁ、そんなリアルの中だから
ミナモさんの不思議な存在感が
すごくいいんだよね。
ハッピーエンドとはいえない。
でも哀しいわけじゃなくって
切ない気持ちの中にじんわりしたものが
そっと残ってる感じ。
すごく好きだなぁ。
いい本を読むと文がかきたくなる。
そんな刺激をくれるから
読者って大好きです。
2011-1-29 00:12
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プロフィール
性 別 | 女性 |
年 齢 | 33 |
誕生日 | 11月5日 |
地 域 | 大阪府 |
系 統 | ギャグ系 |
血液型 | A型 |