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とある夜の想い…

何時だったかもうおもいだせないくらい時が過ぎた…
その日貴方は言った
君が僕を愛せないとしても構わない…それでも僕が君を愛し続けるから
たとえ君が誰も愛せなくてもいい僕が君の分まで愛すから…

何時からか愛されていないわけじゃないのに自分を愛せなくなった…
いつからか愛したくないわけじゃないのに誰も愛せなくなった…
何時も言われる言葉は同じ
おまえの心は解らない…
その言葉すらも理解できないまま時が過ぎ気付けば愛し方を忘れていた…
そして気がつけば何時も独りただ何も求めず生きてきた
それなのに貴方は私の側に居た何時も側で頭をなでて
独りじゃないさ…なんて奇麗事を言ってたの
何時の日かまた独りになるんだと何の期待もしていなかったのに…
そんな貴方の隣で過ごす時間が長くなり貴方が居るのが当たり前になっていくうちに
愛することの意味などもうどうでもよくてただ貴方を失いたくない
そう思うようになっていた…


きっとそれが愛すると言うことなのかもしれない
後、何年一緒に過ごせるのか…
そのうち側に居られる時間はどれ位あるだろう
そのわずかな時間を少しでも幸多い時間にしたい…
そんな事を想った月の綺麗なまだ少し肌寒い春の夜更け…

空…

今見上げた空にいつか見た空が重なった…
懐かしく そして少しだけ物悲しく思えて
ただ、ただ天を仰ぎ涙を流していた…
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