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最近…。

最近読んだ本に記してあった一文
「自分を好きになれない奴は他人も好きになれない」
きっとそれが事実なら私は今までもこれからも誰も好きになれないのだと思う。
「自分を大切にできなければ、他人も大切にはできない。」
それが事実なら私は今までもこれからも誰かを大切にはできないのだと思う。

嘘つきな天使

君はずるい…
“あの人がが好き”と言いながら
僕の前で涙を見せる
いつも君の側に居るのは僕じゃなくてあいつなんだ
僕には向けた事もない
愛おしい顔で笑うくせに…
“あの人と居ると苦しい”何て
本当の君が解らなくなる
それなのに僕は君が愛おしくて仕方ないなんて

君はずるい…
“愛しているの…”と言いながら
僕の前で涙を流す
辛くなったときだけ僕の側に居て
僕には泣き顔ばかり
笑顔を見せないなんて…
“あの人が解らないの…”何て僕なら君を泣かせたりしない
それなのに君はあいつが愛おしくて仕方がないなんて

僕の名前を呼んで
あいつの名前なんて聞きたくない
僕の瞳を見て
涙を流す瞳を拭って
顔を上げて
俯いている君の横顔はもう見たくない

僕がいる
例えどんなに傷ついても
君の物なんだ
君があいつの物でも

それなのに思ってしまう
もっと君が傷つけばいい
彼よりも僕を求める時が多ければ…
君の涙を横目にそんな気持ち
水割りと一緒に飲み干した…

君は嘘つきな天使
僕は憂鬱な悪魔…

何だかなぁ…

先週のこと…仕事場の上司に抱きつかれキスを迫られた。
確かに仕事場では愛想良くしてるし、そつなくやってるがまさかこんな結果を招くことになるとは…想っても見なかった。
その場は笑ってごまかしたけど、何日かは同じような体格の人が側によるだけで悪寒を感じた。

今はだいぶましになったけど、やっぱりふとした瞬間に思い出して寒気が走ったりもする。





それでも、相手を憎めないのはやっぱり人として感情がどこか欠落しているからなのだろうか…

とある夜の想い…

何時だったかもうおもいだせないくらい時が過ぎた…
その日貴方は言った
君が僕を愛せないとしても構わない…それでも僕が君を愛し続けるから
たとえ君が誰も愛せなくてもいい僕が君の分まで愛すから…

何時からか愛されていないわけじゃないのに自分を愛せなくなった…
いつからか愛したくないわけじゃないのに誰も愛せなくなった…
何時も言われる言葉は同じ
おまえの心は解らない…
その言葉すらも理解できないまま時が過ぎ気付けば愛し方を忘れていた…
そして気がつけば何時も独りただ何も求めず生きてきた
それなのに貴方は私の側に居た何時も側で頭をなでて
独りじゃないさ…なんて奇麗事を言ってたの
何時の日かまた独りになるんだと何の期待もしていなかったのに…
そんな貴方の隣で過ごす時間が長くなり貴方が居るのが当たり前になっていくうちに
愛することの意味などもうどうでもよくてただ貴方を失いたくない
そう思うようになっていた…


きっとそれが愛すると言うことなのかもしれない
後、何年一緒に過ごせるのか…
そのうち側に居られる時間はどれ位あるだろう
そのわずかな時間を少しでも幸多い時間にしたい…
そんな事を想った月の綺麗なまだ少し肌寒い春の夜更け…

空…

今見上げた空にいつか見た空が重なった…
懐かしく そして少しだけ物悲しく思えて
ただ、ただ天を仰ぎ涙を流していた…
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