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1話感想


ちょ、何故OPラルク

絵は綺麗なだけに、何だかちょい残念。

それにしても、本当に絵、綺麗。

バルサさん、なん若い。
30には見えん。

格好良い、格好よすぎるよ、バルサ。
ちよ、牛

タンダも何か格好良い。タンダとバルサの、この二人のペア、凄く好き。

ミニ瓦みたいなお金。

変わった剣だね。シミターっぽい。
スゲー豪華。
両の眼とか、天皇かい。

うほっ。
なんて煌びやかな布団。

先ず短槍チェックって、流石。
目が潰れるって、マジなんかい。
なんて、身分の高い人らしい傲慢さ。
バルサの生きざま、何だか泣ける。

二十五話感想

数日遅れですが、ね。
おかげで、凡そのネタバレを他で見ちゃったっていう、やつですが、まあ、行きます。



ドロ様の、微妙すぎる悪役ぶりに、なんかなって。金ぴかといい、ね。
アリー氏が一番好きです。



なんて大破……。
ハレ……。

他人の生き血。
アレハレ、吸血鬼ネタとか良いなあ。
昼間は人間なアレ。夜間には吸血鬼なハレとかで。あ、似てるって近づいたロクをがぶりって。

オールバックなアレハレ。
うーん、オッドアイ。

交ざってますね。

指示がアレ、操作はハレ?
しかし、強い。さすが。

なんか、全て金かよ、ドロ様。
気のせいか、ファングがロケット鉛筆に見えます。

狙い撃つって、せっちゃん!
へへ、かなり幸せ。

何でもありすぎるよ、金ぴか。

ラッセ……怪我が。

え、ラッセーっ。

ハレ、なんか語って、かっけー。
ちょ、開けるとか有りなの?

アレ、右目が。
ソーマ嬢となんかフラグか?

な、何か生まれたよ。ちょこなえっぐのオマケみたい←。

私は主役とか、雑魚かい。

私色とか、彼の手に掛かると絶対金色な世界になっちゃうよ。

ロクーっ。
やっぱリーダーだったんだね、ロク。

せっちゃんが破壊者なら、ロクはそのせっちゃんの鞘とかみたいに、受け止めてあげたりとかしたら、かなり萌える。

ちょ、かなりかっこいい主人公だよ、せっちゃん。

リボ様、やっぱり腹黒えすキャラだね。器量とか、さ。

来たよ、ハム。

ぶ、赤い糸とか、どんな。

君=ガンダムなんだね。

愛とか、あんた、何を。

ちょ、ハム様、吐血。
どうでも良いとか、 ある意味フラグっぽいよね。

あ、ティエ。
あなたの元へとか、もうティエロク万歳だね。

マリーとか、誰よ。
あ、ハレっ。

せっちゃん……。

ネーナ、無事だったんだね。
立ち直ったんだ、サジ。

熊さんとソーマ嬢は親子だね。

おめでとう、サジ。
しかし、一途な男だ。ルイスと上手くいくといいね。

あ、コナン大佐と炭酸。
無事だったんかい。もう、ごきさん並の生命力だよ。

シーリン。

リボ様。つーか、ずらりだね。

あ、ハム。アリー氏も。

ルイスと、ティエ似のお嬢さん。なんか、鼻で笑ったね。

イアン氏、無事だったんだね。

ダブルおってあったよね。

ネーナは無事、か。


うーん。
二期はどうなるんだか、さっぱりな。

アレはマリーネタがあるし、ね。しかし、最後までライルは出んし。フェルトとスメラギ女史もカタギリとかも出てないし。


半年後に、また、かな。

なぞる

「爪の手入れかい?」

シャワーを浴びた後のバスローブ姿のグラハムは、つんと室内に漂う独特の匂いに眉をひそめた。匂いの元は、マニキュアだ。部屋のテーブルの上には、ネイルケアセットの横に蓋の開いた小さなボトルがある。

「暇なんだよ」

ソファーベッドに寝そべりながら、ロックオンはマニキュアを塗り終わった左手を、ひらひらと動かした。こいこいとグラハムを呼び寄せる。

「何だい?」

近づいて来たグラハムに、ロックオンは無言でマニキュアのキャップを手渡す。そのまま、ロックオンは右手を甲を上にしてグラハムに差し出した。

「塗って?」

疑問符は付いているが、命令に近いお願いに、グラハムは嘆息してロックオンの右手に手を添えた。すらっと伸びた、傷一つない白磁の指。手の甲には、うっすらと青い血管が透けて見える。長すぎず、短すぎない長さの爪は、ヤスリで綺麗に整えられて、そして仄かな光沢がある。
無言でグラハムはハケの先をボトルに軽く浸し、まずはと中指の爪に滑らした。

「左手でって、はみ出すし塗りにくいんだよな」

面白そうにグラハムを見上げながら、ロックオンは言った。爪越しに、ひんやりとしたマニキュアの温度が伝わってくる。そして、掌から伝わってくるのは、いつもより少し火照った男の温度。自分のとは違って、少し、かさついている。

「はい、おしまい。それにしても、随分とした熱の入れようだな」

「ま、商売道具だしね」

おー上手い上手い、とロックオンは頭の上で手を広げた。生乾きだからよく分からないが、多分、塗り残しも、塗りむらも無い。

「商売道具、か。何時になったら君はアドレス以外の情報を教えてくれるんだ?」

きゅっとグラハムはボトルを絞めながらロックオンに尋ねた。その問いに、ロックオンはただ曖昧に笑うだけだ。
その笑みを見ながら、グラハムは少し口の端を上げた。何を企んでいる、とロックオンはグラハムに視線をやる。
だらん、と無造作に伸ばされたロックオンの両足のふくらはぎを、グラハムは掴んだ。慌ててロックオンは上体を起こそうとしたが、腰に走った鈍痛に顔をしかめ、ソファーに戻った。グラハムはロックオンの上がった足とソファーの間に体を滑らせ、腰を下ろす。そして、自分の太ももの上に、ロックオンの足を置く。

「何すんだよ」

腰の痛みに軽く涙目のロックオンは、グラハムを睨み付けた。グラハムは我関せずとばかりにロックオンの膝の下に手を入れて、足を曲げさせる。足の爪も綺麗に整えられてはいるが、当たり前だがマニキュアは塗られていない。
そっと爪先に触れる。冷え性なのか、かなり冷たい。

「綺麗な足だね」

爪先から足の甲、足首と手を滑らせながら、グラハムは笑った。曲がった膝裏の窪みを布越しにくすぐって、そして太ももへと手を進める。腿の内側に指を走らながら、つい数刻前の記憶をグラハムは掘り起こしていた。ベッドの上で付けた所有印の凡その箇所を思い出して、少し強めに指で押す。

妖しいグラハムの手の動きに、ロックオンは気を紛らわす様に足の指を開いたり、閉じたりした。やめろ、と口に出したいが、そうしたら、何だか負けの様な気がするので我慢する。
軽く口を食い縛っているロックオンを楽しげに見ながら、グラハムは手をまた滑らせた。先程とは逆に、太もも、ふくらはぎ、足首と辿る。さっきとは違い、指は少し暖かい。

「足の爪も塗ろうか?」

「遠慮する」

爪を撫でながらの問い掛けを、ロックオンは即効で切り捨てる。腰の痛みを我慢して、グラハムの手から逃れるように足を膝が胸に付くぐらいまで折り曲げて、手で固定する。

「残念」

ちっとも残念そうには思っていなそうな笑顔で、グラハムは笑った。





54,なぞる


………………
(恋する動詞111題)
企画様への投稿物

手を大事にするなら、爪も大事にするのかなって妄想より。
グラロクは、隠れ鬼畜×微女王様ってイメージです。


手を払う

パラレル設定

社会人カタギリ×高校生ロックオン


「……痛い」

「文句言わない。そもそも、喧嘩なんかする君が悪いんだよ」

「うっさい」

苦笑しながら救急箱を片付けるカタギリを、ロックオンはぎろりと睨み付けた。消毒液がかけられた、生乾きの肘の擦り傷の様子を確かめながら、軽くそばに座るカタギリに軽く蹴りをいれてやる。
カタギリはそれを難なく避けて、こわいこわいと呟きながら救急箱を手に部屋を出ていった。
一人部屋に残ったロックオンは、ぎゅっと膝を抱きしめた。見慣れた家具が一つも無いこの部屋は、酷く居心地が悪く、落ち着かない。初めて入った部屋だから、当たり前の事ではあるが。

「何なんだよ、一体」

ロックオンは呟いた。
やけくそな喧嘩をして、その最中に、数年ぶりに再開した、外国にいるはずの幼なじみ。ロックオンの顔を狙った拳を止めて、久しぶりだね、ってにこやかに笑った。唖然としているロックオンの喧嘩相手をちゃちゃっと追い払って(耳元で、何か言ってた)、そして怪我をしているねって状況が掴めていないロックオンの腕を引っ張って、この部屋に連れ込んだ。

一体、何なのだろうか。
まず、外国に留学しているはずの幼なじみがこの街にいることが謎だ。それに、いくら幼なじみと言っても、歳が離れすぎていて、ロックオンが中学に上がる頃には殆んど交流が切れている。カタギリにわざわざロックオンを助ける義理なんて、無いはずだ。

かちゃり、と扉が開く音がした。甘い匂いが鼻腔をくすぐる。

「好きだろう?」

視界に入ったのは、マグカップに入った湯気をたてたココア。ロックオンは、何時の話だ、と突っ返そうとしたが、マグカップの向こうの笑顔に毒気を抜かれて、おとなしく受け取ることにした。
おとなしくマグカップに口をつけたロックオンに、カタギリはにっこりと笑って、手に持っていた自分の分のマグカップを傾けた。

「……留学して、向こうで就職したんだけどね。どうも向こうの上司てソリが合わなくて」

脈絡もなく語りだしたカタギリの話に、ロックオンはココアをのみながら耳を傾けた。

「それでちょっとくさっていたらさ、覚えてる? 金髪のグラハムって男。そいつがこっち来ないかって誘ってくれてね。それで戻って来たんだ。そしたらね……」

カタギリは言葉を止めて、ロックオンを見た。

ああ、こいつはそれで知ったんだ。あのことを。

ロックオンはぎりっとマグカップを握る手に力を込めた。視線は、絶対にカタギリに向けようとはしない。できることなら、マグカップを放り出して耳も塞いでしまいたい。哀れみの視線も、言葉なんかも、まっぴらだ。

「……あの家は、居心地が悪い?」

カタギリの言葉に、ロックオンは更にマグカップを持つ手に力を込めた。一体、この男は、どこまで知っているのだろう。
不思議に思う一方で、ロックオンは嘲笑を浮かべた。
居心地が悪いだって? 当たり前にきまっている。あんな所、できることならとっとと出ていってしまいたい。親戚面して、勝手に人の家に上がり込んで、住み着いて、思い出を荒らして。
何度怒鳴って殴りつけようとしたか分からない。
今、思い出すだけでも、怒りで頭がどうにかなってしまいそうだ。カタギリの腕を振り払ってでも、あいつらの相手をしていれば良かった。

つらつらと、そんなことを考えていたら、ぽん、と頭の上に手を置かれた。

「家に、来るかい?」

ありふれた台詞だ。
夜の仲間とか、夜に会ったお姉さんとか、たまに、身なりの良い男にも言われた台詞だ。
使える物は、使えという精神で、今まで生きていたけど、だけど。

「……遠慮するよ」

頭の手を払いながら、ロックオンは言った。
相手の顔は、見ない。



……………………
突発、意味不明。

ロクの家族は、事故で他界、オフについては、あえてするーで。
財産目当てに群がる親戚に嫌気がさして、ストレス発散に夜な夜なって設定。

あえて、ビリロクと主張。

紙切り遊び

「これも、置いていくんですか?」

「そー。あっちはあんまし広くないからな」

つい先日まで、ソファーやテーブルぐらいしかなかった部屋は、段ボールと本の山で占領されていた。その間を、邪魔にならないように襟足を紐で括ったニールは、ひょいひょいと日用品やら衣料品を段ボールに詰めていく。アレルヤはその横で、ニールの作ったメモに従って本を分類していた。分類といっても、ニールが記した本と、そうでないのを分けるくらいなのだが。

本の表紙を、一冊一冊確かめていく。
ニールが持っていくと記した本は、新品同様だったり、破けたり、焼けがひどかったりと様々だ。ジャンルも、詩や恋愛小説、学問書、絵本等、ピンキリである。
本の山の中には、ちょっとドキッとするイラストの表紙もあって、アレルヤは、こういう本も読むんだと、暫く固まったりもした。直ぐに目ざといニールに見つかって、からかわれることになったが。

隣で、びりっと音がした。ニールは段ボールにガムテープを貼って、終了とばかりに手をパンパンと叩いた。襟足の紐を解いて口に加え、ゆるく跡のついた髪を、ぐしゃぐしゃと両手でほぐす。

「あー、やっと終わった。アレルヤはどうだ? あと何冊ぐらい?」

「あと三冊ですね」

「そっか……。休憩するか?」

「いいえ、大丈夫です」

ニールの誘いに、アレルヤはゆっくり首を横に振った。

段ボールを抱えてニールが帰宅し、アレルヤの顔を見るなり引っ越しだ、と言ったのは、一週間前のことだった。理由はもっと良い家が見付かったからだとか。
一人で準備をするつもりだったらしいニールに、アレルヤは無理に手伝いを申し出た。そして与えられたのは、持っていく本の識別。
凡そ、何が何処にあるか見当がつくニールなら楽であろうその作業も、そうはいかないアレルヤにとっては中々骨の折れる仕事だった。しらみつぶしにいかないといくない。十数冊の本を探すのに、何日もかかってしまっている。

「ん。じゃあ、俺はあっちの部屋に用事あるからいってるな」

ニールは玉になった糸とペンを持って隣の部屋を指差した。

「わかりました」

アレルヤは本を探す手を止め、言った。




「……あったー」

アレルヤは見つけた本を手に、ころんと床に転がった。
最後の本は、横長の絵本だった。角が擦り切れ、色も少しあせた絵本。終わったと報告しようと部屋を見渡すが、ニールはまだいない。床に転がっていたガムテープと鋏を片付けるついでに、アレルヤは起き上がり、胡坐をかいた。
いつもは聞こえる時計の音も、段ボールに締まわれてしまって聞こえない。

「……暇だなあ」

アレルヤは呟いて、手元の本を見つめた。




ニールは満足気に印を付けた糸を束ねると、部屋の扉を開けた。

「あ、アレルヤ、……眠ったのか?」

アレルヤは、本に埋もれるように眠っていた。側には、全てにチェックがついたリストと、本。
ニールはお疲れさま、と眠るアレルヤに囁いて、起こさないように側によった。
アレルヤの手元には、記憶より幾らか減ったガムテープと鋏、それと切り刻まれた茶色の破片があった。散らかしたままなんて珍しい、とニールは鋏を封をした段ボールの上に起き、茶色の破片を片付け出した。

暇にかられて、ガムテープで何かを作ったのだろうか。

ニールは黙々と破片を拾う。ガムテープの粘着面を合わせて、それから切ったらしい。不思議なことに、破片は全て同じ形をしている。

「……あ、これ」

一際大きな破片を摘んだら、続いてするするとバラバラだと思っていた破片が続いてきた。よく見ると、その破片は人型をしていて、丁度手の部分でつながっている。
ニールは、アレルヤの脇にあった本に目をやる。

「……確かに、書いてあったな、これ」

ニールはしゃがんでいた足を伸ばし、立ち上がった。丁度、ニールがガムテープの人の繋がりを肩の高さまで持ち上げた所で、残りの部分が床から離れた。軽く振って、くっついている切れ端を落とす。
ニールは両手を端と端を持って、しげしげと眺めた。腕を伸ばして、やっとすべてが宙に浮く長さだ。

「本当、頑張ったもんだ」

ニールはぱちりと瞬きをした。




「あ、……僕、寝ちゃったんだ」
くあ、っと欠伸をしてアレルヤは起き上がった。涙のにじんだ目を擦っていたと、段ボールの上に、眠る前は無かったメモを見つける。

「出かけちゃったんだ」

お疲れさま、という言葉の下に書かれた文章に、少し拗ねたようにアレルヤは口を尖らせた。すぐに帰ると書いてあるし、眠ってしまった自分が悪いと言えば悪いのだが、どうせなら、直接が言ってほしかった。

「あとは、引っ越しは明日で……頑張ったな?」

お世辞にも上手いとは言えない、手を繋いだ人間が沢山書かれたメモを、不思議そうに眺めていたアレルヤは、不意にはっと顔を上げて床を見渡す。

「あった」

暇なあまりに作ってしまったそれは、丁寧にソファーの上に置かれてあった。見られたのか、とアレルヤは頬を少し染める。

ソファーの上で、仲良くガムテープの人は手を繋いでいる。左右非対称で、少しいびつな人型は、まるで隣同士向かい合って、フォークダンスのマイムマイムでも踊っているようだ。ただ、両端の部分の人だけが仲が悪いように見えるのが少し寂しげだ。

「……これで、良し」

微かに、ドアの鍵が解錠される音がした。小さくちぎったガムテープで両端の手と手をとめ、アレルヤは玄関へとかけていった。





…………………
微妙な終わり。

ちなみに、わすれられないおくりもの、です。私はこれ、結構好きです。
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