記念日のたび、
お互い「通過点だね」と
言っていたけど
通過点じゃなくなりました。

2年4ヶ月が終着点。




3週間距離おいて
ひさびさに会った彼に

「彼女としては申し分ない
でも結婚相手としてはみれない」

と言われました。


伴侶となる相手は
自分を叱ってくれたり
社会的マナーを教えてくれる人がいい

求めるものが変わってしまった



そう言われました。

彼は厳しいお母様に
トラウマがあると話してたけど
一人暮らしはじめて、

結局お母様を求めてる自分に
気がついたそうです。

わたしじゃ、
だめだと。



…それこそ心理の専門としては

精神的な母子分離が未完だとか

第二次反抗期がなかったため
母親を内在化できずに
いまだ母親の超自我を借用してて
有言実行できないだとか

いろいろ考えました。

知性化することで必死に
感情まきこまれないように
がんばりました。


だってね、
2年4ヶ月も一緒にいて
いろんなことわかちあって
思い出作り上げてきて、

最後が

結婚相手は
お母さんみたいな人がいいから
将来は考えられない

だよ。

そんな終わりって、ない。


だけど、当たり前だけど
わたしにも至らないとこ
たくさんあった。


もともと憧れの先輩で、
最後までずっと
そのフィルター通して
接してたのかもしれない。

「なんでこんなに俺の事すきなの?
きらいなとこは?」

最後までずっと言われた。

なんとなく気がついてたのかな。
わたしが等身大の彼を
見れてないかもしれないって。


自己顕示欲たかくて、
自己肯定感低くて、

つねに人に気遣いしようと
頑張るひとだった。

わたしの理想の彼氏になろうと
少なからず頑張ってて、

わたしは「頑張ってる彼」ばかり
みていたのかもしれない。


反対にわたしも、
彼に好いてもらえる彼女に
なりたかった。


彼が「ガキの付き合いだ
大人の付き合いがしたい」と
言っていたけど、

たぶんお互いに
相手に好かれようとして、

相手の理想像になってる
自分同士で付き合ってたから

地に足がついた
付き合いが出来なかったんだと
思うんだ。

深い付き合いって、
お互いの情報や感情を
全部シェアすることだと
思ってた。

そんな単純じゃないのにね。

お互い、
等身大の自分たちで
向き合えなかったから
破綻したんだ。


だって、わたし彼の悪いとこ、
上手く言えないもん。

きっといろいろあるけど
等身大の彼を見てなかったから
わからない。


2年4ヶ月も一緒にいて
なにをしてたんだ。

付き合った長さは関係ないね。




大好きでした。

はじめて、
恋愛でしあわせだと思えた。

はじめて、
自分がこんなにも
人から肯定される存在だと思えた。

はじめて、
こんなに大切だと思える相手に
出会えた。

大好き、大事、大切。


荷物を返して、
頼まれてる写真のデータわたしたら、
連絡先消します。


2度と会わない。
2度と連絡しない。

大好きだから、
このままの状態で
きれいな思い出にします。


話題:バイバイありがとう、さようなら