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三毛猫ホームズの推理6A



「やっぱり
片山くんが来たわね」


旬子さん
久保山さんに幸子さんと
同じ苦しみと恐怖を
味わわせてから殺すと

駆け寄ろうとした
義太郎くんに

「撃つわよ」

「旬子さんは
そんなことしない」


パンッ!


威嚇の銃弾
「次はほんとに撃つ」

石井さんが叫ぶ

「こいつは幸子を
2回も殺した!」

病院を抜け出した幸子さんに
名前をつけて
仕事を紹介した

結婚を約束した

だけど
幸子さんは雑誌で
久保山さんを見てしまった

写真の裏に書かれた名前

会ってしまった

そしてーーー




「この男は罪を逃れるために
死んだ幸子の
所持品を奪って処分した

そのせいで幸子は
身元が判明されず
無縁仏として
埋葬されたのよ」


さらに
あの写真を見合って
笑いながら・・・


そうして復讐が始まった


「これ以上
何の罪もない人を
苦しめるのは
やめてください」

「何の罪もない?!
何言ってんの?!
こいつらは!」


「殺された人にだって
家族はいます!!」


久保山さんたちのしたことは
決して許されない

でも


「旬子さんが
その引き金を引けば
あなたと同じ
苦しい思いをする人が
生まれるんです」


もうやめてください
旬子さん
あなたは刑事です


「復讐は
新たな憎しみを
生むだけです」

「刑事は
そういう悲劇を
増やさないために
存在するはずです」


「だから僕は
被害者の力になりたい!」


「刑事
辞めるんじゃなかったの?」

「刑事です!今はまだ」

義太郎くん力の限り!!


銃を抜くよう脅す旬子さん

「持ってません!」


「僕は銃を持ちません!!」



カシャッ


旬子さんの銃が落ちる

スッと伸びる両手


「かけなさい」

「持ってません」


旬子さんが手錠を渡す


「かけなさい」


うしろからしっかりとした
おだやかな声

「手錠をかけなさい
それが君の仕事だよ」

栗原さん

義太郎くんの頬が
涙で濡れて


ガシャッ


握った手

「旬子さん・・・
僕、手錠をかけたの
旬子さんが初めてです」


あとで調べてわかったこと

旬子さんの銃には
もう弾は入っていなかった



あれから
お部屋にこもりっぱなしの
義太郎くん

旬子さん
幸子さんの写真を見つけた
義太郎くんを監視し
捜査を撹乱していたそう

全てのことを話した旬子さん

でも
すぐに久保山さんを
殺さなかった理由は
最後まで口を割らなかった


誰かに
止めてほしかったのかな?


パタパタパタパタ

義太郎くんが出てきた

みんなに向かって
あらたまってーーー

「決めたから、僕」



「刑事続けたい」



「旬子さんみたいな
思いをする人を
増やさないために

少しでも世の中のために
出来ることがあるなら

もう少し
刑事続けたいって
思ったんだ」


「それを僕は
旬子さんから教わった」



「うん」とうなずく
確かな決意の瞳

優しい歌声が重なる


Your Eyes


栗原さん

「これはこれは」


「久しぶりだねホームズ」



ウインクした?!


次回!

放火殺人?!

「必ず悲劇を
未然に防いでみせます!」

駆け出す義太郎くん


ああーーーーーっっ!!
最後に
「Beautiful World」の
CMがっ!
テンション上がるぅ〜〜〜〜〜っっ!!
ヤッターーーーーーっ!!
続きを読む

三毛猫ホームズの推理6@

先週の続き
あっ!旬子さん

ホームズをぼんやりながめる
義太郎くん
気絶させられる晴美さん

あっ
石津くん助けてくれた!
よかった

僕がもっと
しっかりしてればって謝る
もう事件に関わるの
よそうって言う義太郎くんに
晴美さん

「私の仇
取りたいと思わないの?」


片山家の
捜査会議が始まった!

藤田ゆかりさんって
何者だろう・・・?

免許証が偽造?!

ヒロシ兄さんの推理
事件と無関係に思わせた
DJの石井さんが犯人?

思えば旬子さんのおかげで
捜査が進んで・・・


義太郎くん
ずっと利用されてたの?


あっ
義太郎くんひょっこり
どうも乗り気じゃないね

旬子さんとは連絡が取れない
彼女が
久保山さんを見つけるために
警察を利用したって
石津くんペラペラと

「違うよ
旬子さんは薬物がらみの
殺人事件を担当してるって
言ってた」

姿を消した旬子さん
でもーーー


「旬子さんは
犯人なんかじゃない!!」


座ってため息をはく
義太郎くんのお隣りに
マツさんドッカリ!
反動っ
浮き上がる義太郎くん(笑)

「抱っこ!」

「はい」

バッグを広げる義太郎くん
入るのっ?!(爆


晴美さんと石津くんが
お近づきに〜〜〜〜〜っ

ならんか!(笑)


藤田ゆかりさんが失踪した日
身元不明の女性が
階段から転落死?

久保山さん家で?!

前にも
この女性を調べた人がいる!


石井さんが?!


藤田ゆかりさんが
亡くなっていたの
知ってたんだ!


ホームズが
「にゃ〜ん」って鳴いた


八王子南高校
この事件の被害者の出身校

「にゃ〜ん」

もう一度鳴いた

あの鳥居・・・
写真の撮られた場所だ!

歩いてく
義太郎くんの目の前に


「旬子さん?」


藤田ゆかりを
知ってる人はいなかった

ああっ
義太郎くん!
久保山さんの車が
発見された場所
言っちゃった

夕べの約束のこと
久保山さんを追っていたと

旬子さんと
堀川町に向かおうとしたら


「にゃ〜ん」


ホームズ鳴いた

聞き込みに走る義太郎くん

保健の先生が
藤田さんを知ってた!


15年前
あざだらけでやってきた
悪質ないじめを受けていた


そして自殺未遂ーーー


意識不明のまま
何年も

久保山良男?
被害者がいじめてたんだ!

発端は彼女のお父さんが
久保山さんの
お父さんの汚職を
告発したことから

それで
大変になったったって
でも逆恨みだよ

犯人は
彼女をいじめた人を
次々殺してる?!


4年前
彼女の意識が戻った

でも記憶がなくなっていた

そして3年前
病院を抜けだして
行方不明・・・

えっ?!
ベッドの上のプレート

「津川幸子」


「えっ?幸子ちゃん?」

幸子さんのお姉さんの名前は


津川旬子ーーー


バッグから抜け出した
ホームズの前に


彼女が!!


これまでのことを
思い出しながら!

「旬子さんなんで?」

迷いながら歩く義太郎くん

うしろに!



銃弾は発射されず


あっ!ホームズ
女子高生に囲まれて

あれ?義太郎くん
女性平気になったの?


旬子さん
やっぱり警察署に帰ってない
ホームズ置いてお話始めた
義太郎くん

「津川さんには
幸子さんという
妹がいたんです」


「その妹さんが
藤田ゆかりだったんです」


一連の事件は復讐のため

立ち上がって謝る義太郎くん

「それなのに僕
津川さんに教えちゃいました
久保山の車が
堀川町で発見されたって」


そこへ電話が

久保山さんから
死にたくない
捕まえてくれと


警察署の廊下で


あっ
あの子だ


「パパを殺した犯人
早く連れてきてよ!」


「パパと同じ目に
合わせてやるんだから!」


涙を浮かべて

亡くなられた神田さん
誰にも家族がいて・・・


バシッ!


マツさん?!

何度たたかれても
たたき返さない義太郎くん

「たたかれたからって
たたき返したら
いつまで経ったって
終わんないじゃん」

「わかってんじゃん」

義太郎くんに
帰ろうと迎えに来た
晴美さんたち


「帰らないよ」

「僕、旬子さんに
伝えたいことがあるんだ」


ヒロシ兄さん
今までのことが
お芝居だって打ち明けました

人に言われてじゃなく
お前自身に
刑事としての自覚を
芽生えさせるために

ごめんと頭を下げる兄さんに


「ありがとう」


「今、僕
ほんとにやるべきことが
見つかったんだ

大事なことに
気づかせてくれて
ほんとにありがとう」

心からの感謝



走り出した!!



久保山さんの前に
旬子さんが現れた

拳銃の引き金をひくーーー



義太郎くんが走る


「旬子さんダメだ!」


「旬子さんダメだ!!」


根本さんたちが
たどり着いた建物に
久保山さんはいない

「久保山が
連れ去られました」
連絡を入れてくれる
石津くん

義太郎くん
キョロキョロと走りながら
探す

ふと目に止まる教会


ほんとはね
神様が犯人を
呼び寄せてるの

これが
お前の犯した
罪なんだぞって


犯人は現場に再び現れる


「だとすると
この悲しい出来事が起こった
最初の現場」



「八王子南高校!
そこの体育倉庫に
旬子さんが!」


久保山さんを人質に
立てこもる
旬子さんと石井さん

「僕に行かせてください!」





「三毛猫ホームズの推理
A」に続きます
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