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SORRY LOVE
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2024-5-15 09:55
コンビニ 日の出 目隠し
目隠しを外した空の中コンビニの帰り道で
煙草を吹かす銀髪が眩しい。
神社の参拝客は去年も今年も大行列で
眺めるだけで終わる。
だが来年は違う。
今年は卒業
を迎え大人に近づける年。
その喜びが沸き上がり
一年後が待ち遠しい。
来年も一緒にコンビニで
蕎麦を買って
初日の出を見て、
そして初詣に行こう。
2011-12-29 22:01
自転車 刀 転がる
時代の流れに逆らい刀を振るった日々。
結局、逆らう事はできず
時の上で転がる日々を送る。
皮肉にもそのお陰で、
かけがえのない出会いも沢山あった。
最も恋
しい野郎とこうして
自転車に二人乗りなんて
仲間を失った時には考えもしなかった。
この幸せを手放さないように
目の前に広がる背中に手を回す。
2011-12-24 20:09
サウナ てのひら 寒気
身体に走る寒気。
頭はサウナのような熱さを感じつつも
いつもの時刻、場所で土方と落ち合う。
土方は銀時の顔を見るなり
痛い位の勢いで額へ手のひらを当てた。
バカは風邪ひかねぇのに。
と土方。
バカでも会いたい気持ちは
かわんねーんだよ。
その言葉で土方の顔が赤くなったのは風邪が染ったせいだろう。
2011-12-23 20:07
縁側 刃 ライター
ライターの火が切れたから吸わせろ、
と執拗に銀時の身体への愛撫と共に華を散らす。
土方が服を脱ぎ捨てると目に入って来たのは
見慣れない小さな刃物傷だった。
どうした?
と聞けば、
縁側に落ちてたバナナの皮で転んだ。
と言う。
つくづく嘘が下手な男だ。
真実を暴くため銀時は傷口に舌を這わせた。
2011-12-23 20:00
路地裏 手 殴り合い
まるで首輪の様に手錠が
両手首を繋ぎ、自由を奪われた。
己の両手で土方を抱きしめる事ができないもどかしさが募る。
殴り合いの喧嘩でもいい。
その顔、黒
髪、そのカラダの中心で
主張するモノに触れたい。
路地裏で野良猫が赤ん坊のように鳴いた。
オマエはかわいく鳴けよ。
白猫は日が昇るまで鳴き続ける。
2011-12-22 19:58
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このブログについて
ダメな大人の階段のぼったヲタク腐女子の管理人が
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にて不定期に書き連ねた 140文字土銀小説の収納庫です。
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